「リシマキア(コンゲスティフローラ)」は、サクラソウ科オカトラノオ属(「リシマキア」属)の多年草です。
東アジアから東南アジア原産で、やや湿った場所に生育します。
花は直径2cm程で、黄色い花弁が5枚付き、花期は4月から7月です。
今回は、「リシマキア(コンゲスティフローラ)」の花言葉について解説します。
「リシマキア(コンゲスティフローラ)」の花言葉
「強気」「勝負好き」といいます。
比較的良い意味で、意味が合う相手へ贈るのに向きます。
「強気」
黄色く明るい花の力強いイメージから付いた花言葉です。
一方、「リシマキア」の語源となったマケドニアの王「リュシマコス」のエピソードも意味が合います。
リュシマコス王は勇猛な人物で、猛り狂った牝牛に襲われそうになった時、怯まず「リシマキア」の花を振ると牝牛が落ち着いた、とされます。
他に、ライオンの檻に投げ込まれても、素手でライオンを倒し生き残るなど、強気なエピソードのある人物です。
強気で決断力のある人へ贈るのに向く花言葉です。
相手の肩書きに怯まず、正しい事をきちんと出来る人にも合うでしょう。
どうしても弱気になってしまい、本来のパフォーマンスが発揮出来ないと思う時、自宅に「リシマキア」を植え、手入れしながら気持ちを強く持てるよう心を整理する事も出来ます。
この花言葉が合わないのは、攻撃的な人です。
こういう人は、攻撃側にいなければどんな目に遭うか分からない、という警戒心による振る舞いを続けます。
その後は、攻撃した人からの反撃の予感に、敵から狙われる被害者として振る舞い、どこにも強気の実体がありません。
「勝負好き」
リュシマコス王の戦上手なイメージから付いた花言葉です。
一方、「リシマキア」が蔓性で、グランドカバーに使われ、他の植物にしばしばかぶさる事も意味が合います。
スポーツ観戦や対戦ゲームなど、勝負事が好きな人へ贈るのに向きます。
新事業に挑戦し、業績を上げていく会社のシンボルにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、対立を恐れすぐ相手に従ってしまい、立場がフラフラしている人です。
勝ち馬に乗るタイプで、きちんと相手を見極めて従うなら意味が合います。
まとめ
「リシマキア」は明るく可愛らしい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。