「ドラセナ・コンシンネ」は、リュウケツジュ科ドラセナ属の常緑樹です。
マダガスカルとモーリシャス原産で、林内の木漏れ日が当たる場所に生育します。
花は白、赤、紫などで、花期は5月です。
主に葉を楽しむ観葉植物で、花を咲かせると勢いが落ちるため、摘まれる事もあります。
今回は、「ドラセナ・コンシンネ」の花言葉について解説します。
「ドラセナ・コンシンネ」の花言葉
「幸福」「真実さ」といいます。
ドラセナに共通する花言葉を含みます。
いずれも良い花言葉で、贈り物にも自分のために飾るのにも向きます。
「幸福」
ドラセナ共通の花言葉です。
ドラセナが「幸福の木」と呼ばれている事が由来です。
幸福の木と呼ばれた理由としては、ハワイでキジカクシ科コルディリネ属の「コルディリネ・テルミナリス・ティ」が、「幸運をもたらす木」として魔除けなどに使われた事によります。
この木と、ドラセナ属が混同された事で、ドラセナが「幸福の木」と呼ばれるようになり、「幸福」という花言葉が付いたのです。
親しい人の幸せを祈り贈るのに向きます。
食べると幸せなスイーツの商品イメージにしたり、幸せを掴むためのコスメ商品のブランドイメージにするのも良いでしょう。
勿論、自宅に飾り、幸せを期待するのにも使えます。
「幸福が来る」という、占いのようなニュアンスが出るため、そういった不確実なものが嫌いな人には向きません。
「真実さ」
これが「ドラセナ・コンシンネ」固有の花言葉です。
真っ直ぐ伸びた葉の姿が、誰かの意図でごまかされたり、曲げられたりしていない真実を表していると解釈されています。
曲がった事が嫌いで、真実を好む人へ贈るのに向きます。
真実を暴き出す新聞記者や、動画配信者にも良いでしょう。
真実について色々考える推理ものの作品が好きな人にも向きます。
事件の真実を明らかにする裁判所のディスプレイにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、情報を切り取って自分に都合良く発信する人です。
事実をねじ曲げた時点で、真実でも何でも無く、その人の感想と変わりません。
「ドラセナ・コンシンネ」の豆知識
「ドラセナ・コンシンネ」の「ドラセナ」は、「ドラカイナ(雌の竜)」が語源で、同属の「リュウケツジュ」から赤い樹脂が採れた事に因ります。
一方「コンシンネ」は、「コンシヌス(良く出来た・形良い)」という意味で、合わせて「形の良い竜血樹」という意味になります。
まとめ
「ドラセナ・コンシンネ」は姿の良い観葉植物ですが、風景に馴染み意識しないかも知れません。
花言葉を知れば、存在に気付き、飾った人の意図も理解出来るでしょう。
風景の解像度を上げる、花言葉を是非参考にして下さい。