「アベリア」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「アベリア」の花言葉とは? 花言葉

「アベリア」はスイカズラ科ツクバネウツギ属の低木です。

「ツクバネウツギ」「ハナツクバネウツギ」などの別名で呼ばれることもあります。

衝羽根(つくばね)とは、羽根つきに使われる羽のこと。

花の根元にある萼(がく)と呼ばれる部位がそのように見えることからこういった別名が付きました。

なお萼は花が終わった後も残るうえ、花のない萼はそれ自体が5枚の細い花びらを持つオレンジ色~赤褐色の花のように見えます。

ちなみに花はベルを細長くしたような形をしており、色は白~ピンク。

開花期は5~10月で、先は5つほどに分かれます。

「アベリア」の花言葉

「アベリア」の花言葉は「謙虚」「強運」です。

劣悪な環境にあっても強く慎ましやかに育つ様からこれらの花言葉が付きました。

「アベリア」は低木であるということもあり、他の派手でカラフルな花のように花束になったり、ギフトになったりということはありません。

しかし置かれた環境に我慢強く適応し、見事に花を咲かせる姿には見習うところが多いのではないでしょうか。

分かりにくくはあるものの謙虚さは多くのチャンスや人脈をもたらしてくれますし、強運は長い目で見れば、それ相応の努力や準備をしている者のもとへ多くやってきます。

決して珍しい花とは言えませんが、変化の多い今の時代の波を乗り越えるために必要なものを思い出させてくれる花であると言えるのではないでしょうか。

「アベリア」の豆知識

「アベリア」は19世紀にイタリアにて誕生した品種です。

開花期が長いうえ、暑さや寒さに強いという特徴を持っています。

そのうえ病気や害虫、排気ガスにも強く、強めの剪定にも耐えるので育てる環境を選びません。

とはいえ美しさを追及するなら、日当たりや水はけが良く、北風があまり当たらない環境を整えてやるのが良いでしょう。

なお成長しても樹高は1~1. 5mほどであるため、現代では主に生垣として利用されているようです。

加えて初心者でも育てやすく、管理も楽であるということもあり街路や公園、マンションのエントランスなどでもその姿を見ることができます。

ちなみに今では、濃いピンク色の花を付けるもの、秋になると葉が紅葉するもの、葉に木漏れ日のような斑が入るものなど様々な「アベリア」の品種が開発されています。

まとめ

「アベリア」はスイカズラ科の低木です。

生命力が強く、管理も楽なので生垣、街路、公園、マンションのエントランスなど様々な場所でその姿を見ることができます。

また花の根本にある萼や葉にも観賞価値が認められることも。

花言葉は「謙虚」「強運」

どちらも人生の荒波を乗り越えるためには必要不可欠なものです。

タイトルとURLをコピーしました