カラフルな葉が楽しめる「テランセラ(モヨウビユ)」は、ヒユ科アルテルナンテラ属の多年草です。
熱帯アメリカ原産で、観葉植物として扱われており、日本へは明治時代に渡来しています。
花も咲きますが目立たず、主に赤や紫に色づく葉を観賞します。
葉の見頃は、9月から10月です。
今回は、「テランセラ」の花言葉について解説します。
「テランセラ(モヨウビユ)」の花言葉
「変身」「熱すると冷める恋」「粘り強い」といいます。
意味深な言葉が並び、悪い意味にもなりやすいため、贈る場合は勘違いされてもフォロー出来る、親しい相手に限った方が良いでしょう。
「変身」
葉が鮮やかな色に変わる性質から付いた花言葉です。
仕事と趣味と家とで驚くほど姿や振る舞いが変わる配偶者へ、褒める意味で贈るのに向く花言葉です。
就職して、学生時代とは見違えた友人にも向きます。
色々転職を繰り返し、どこでも実績を挙げている人にも合うでしょう。
今の自分から、新たな自分へ変わろうと努力する決意の表れとして、部屋に飾るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、何も変わらない人です。
何を見てそう思ったのか、と、不安にさせるだけです。
また、悪い方向に変わったり、裏表がある人にも向きません。
それはただの悪口です。
「熱すると冷める恋」
「テランセラ」はカラフルに色づきますが、熱帯の植物だけに耐寒性は低く、霜が降りると黒ずんでしまいます。
これを、恋心の変化に喩えた花言葉です。
ハイペースで熱中するものが切り替わる親しい友人へ贈るのに向きます。
この花言葉を贈るのに合わないのは、恋人です。
別れを告げているのと変わりません。
逆に、心が冷めた事を察して欲しいと思って贈った場合は、上手く伝わりません。
気持ちが冷めていない相手にしてみれば、察しても自分に良い事がないので、気付かない振る舞いは当たり前です。
「粘り強い」
樹木が紅葉する時、直後に落葉が始まり、それほど長くは楽しめません。
一方、「テランセラ」の葉は、色づいて2ヶ月程度は楽しむ事が出来るところから付いた花言葉です。
粘り強く頑張り、志望校に合格したり、困難なプロジェクトを達成させた人へ贈るのに向きます。
長く挑戦を続けているけれど、惰性になっている人には向きません。
前回よりも良くなっている、という努力が大前提です。
まとめ
「テランセラ」は葉の変化に特徴がある植物です。
花言葉を知り、興味を深めれば、その変化のタイミングも鑑賞できるでしょう。
植物との生活をより深く楽しめる、花言葉を是非参考にして下さい。