「赤色のベゴニア」は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属のベゴニアの赤花品種です。
オーストラリア以外の熱帯から亜熱帯原産で、多くの種類が栽培されています。
花は赤で、雄花と雌花が分かれており、八重咲きが雄花、一重咲きが雌花です。
熱帯の植物なので、定まった開花時期はありません。
今回は、「赤色のベゴニア」の花言葉について解説します。
「赤色のベゴニア」の花言葉
「公平」「片思い」「親切」「幸せな日々」などがあります。
ベゴニアに共通する花言葉も含みます。
比較的良い言葉が揃い、贈り物にも向きますが、恋の花言葉があるため誤解のないよう注意しましょう。
「公平」
これが「赤色のベゴニア」固有の花言葉です。
ベゴニアは左右非対称な葉が特徴で、むしろ不公平と言えます。
一方、赤は情熱の色とされます。
言葉は、それが当たり前でない時に発生するものです。
もしも太陽がなかったら、「夜」という言葉は生まれません。
従って、不公平が蔓延る世界に対し、それに流されず情熱をもって、「公平であろう」と努力するイメージから付いた花言葉です。
正義感が強く、公平さを大切にする友人へ贈るのに向きます。
法曹界で働く人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、物事はありのままが良く、公平を目指すと無理が出ると考える人です。
公平も絶対的なものとは限らず、どちらが正しいというものでもありません。
「片思い」
ベゴニアの偏った葉の形から付いた花言葉です。
引き続く意味で「愛の告白」という花言葉も付きます。
そのまま片思い相手への告白や、プロポーズに向きます。
そういった感情がない相手に対しては誤解を与えないよう、他の花言葉を伝えるか、違う花にしましょう。
「親切」
片思いの告白も手伝ってくれるベゴニアを、親切な人に見立てた花言葉です。
何かと親切で世話を焼いてくれる人へ贈るのに向きます。
一方、変な気を利かせ、余計な事をする人には向きません。
そういう人の行為はお節介で、親切とは言えません。
相手の気持ちを慮る事は、親切の大前提です。
「幸せな日々」
ベゴニアが季節を選ばず咲き、日々人の目を楽しませてくれるところから付いた花言葉です。
分かりやすく幸せな新婚家庭へ贈るのに特に向きます。
辛い時、幸せになるよう部屋に飾っても良いでしょう。
まとめ
「赤色のベゴニア」はベゴニアの中でも一般的な色合いの花です。
花言葉を知れば、そこに込められた深い思いにも触れられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。