「ブルーデージー」は、キク科ルリヒナギク属(フェリシア属)の多年草の総称です。
「デージー」の名がありますが、別種です。
アフリカ原産で、高温多湿を嫌い、雨の日や夜には花弁(舌状花)が外に巻いて反り返ります。
花は一重のキクの姿で、黄色い筒状花の周囲に舌状花が並びます。
色は青が主ですが、白やピンクもあり、花期は3月から5月と10月から12月です。
今回は、「ブルーデージー」の花言葉について解説します。
「ブルーデージー」の花言葉
「純粋」「幸福」「恵まれている」「協力」などがあります。
良い意味が揃っており、悪い意味もないため、贈り物に向きます。
お見舞いや不幸な場面に、「立ち直って欲しい」という意味で贈るなら合いますが、少々工夫が必要です。
「純粋」
デージーの花言葉「純潔」などのイメージと共通するものです。
「ブルーデージー」は、デージーとは別種ですが、見た目で似た印象の花言葉も付きます。
「かわいいあなた」「無邪気」なども、近い由来で付いた花言葉です。
純粋で可愛らしい子供などへ贈るのに向きます。
ある程度純粋さの水準を下げ、素直な恋人へ贈るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、大人の魅力を持つ人です。
いずれも魅力的ですが、方向性は異なります。
「恵まれている」
「ブルーデージー」の学名が、ラテン語の「フェリックス(恵まれている)」が元になった「フェリシス」である事から付いた花言葉です。
才能や環境、運などに恵まれ成功している友人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、辛い環境で努力によって成功を掴んだ人です。
平凡程度の恵まれ方なら、努力を褒めた方が良いでしょう。
「幸福」
こちらも「恵まれている」のイメージと繋がる花言葉です。
幸運に恵まれ、良い状況にいる友人へ贈るのに向きます。
幸運が必要になるくじ引き会場のディスプレイにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、「才能が与えられた幸福」「自分に合ったものに巡り会えた幸運」など、遠回りな使い方です。
不運を基準にすると、何でも幸運になり、言葉として何も表現出来なくなってしまいます。
「協力」
「ブルーデージー」は、1輪が立派に咲くのではなく、複数が咲き乱れる姿が特に美しいものです。
多くの仲間と協力する姿から付いた花言葉です。
何かしら協力を求める時や、協力してくれた相手へお礼の意味などで贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、相手の労力が遥かに大きい時です。
力を合わせるのが協力です。
まとめ
「ブルーデージー」は可愛い花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。