ペアの白い花が可愛い「ニリンソウ(二輪草)」は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
海外では中国、朝鮮半島、極東ロシア、国内では北海道から九州に分布し、山地の半日陰になる湿った場所に生育します。
1本の茎から2本の花茎が出て白い花を咲かせますが、2本以外の場合も稀にあります。
花期は3月から6月です。
今回は、ニリンソウの花言葉について解説します。
「ニリンソウ(二輪草)」の花言葉
「ずっと離れない」「協力」「友情」があります。
どれも良い意味で、長く付き合いたい相手への贈り物に向きます。
元の意味では、一対一ですが、複数でも意味が合う言葉なので、大人数が集まるお祝いの飾りにも良いでしょう。
「ずっと離れない」
2輪の花が並んで咲く様子から付いた花言葉です。
告白やプロポーズに向く花言葉です。
勿論、恋人同士になった後や配偶者に贈っても意味は合います。
強力な粘着フックの商品イメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、仕事上などの関係がその場限りの相手です。
妙に執着され、付きまとわれるのでは、と怖がらせてしまいます。
付き合いを続けたいと思うなら、手順を踏みましょう。
「協力」
2輪が根元で繋がっているのを、手を取り合って事に当たる様子に見立てた花言葉です。
業務提携を結ぶ会社同士の会議資料のデザインなどに使えます。
友人に何かしら手を貸して欲しい時、メッセージに添えても良いでしょう。
クラウドファウンディングのサイトデザインにも向きます。
スマホの待ち受けにして、自分を助けてくれている人の事を思い出すのにも使えます。
この花言葉が合わないには、配偶者です。
協力よりもずっと固い共同作業の関係なので、妙に他人行儀に聞こえてしまいます。
「友情」
花が2輪並び、共に過ごす様子から付いた花言葉です。
仲の良い友人に贈るのに向く花言葉です。
友達になりたい相手に贈ってきっかけにしても良いですし、今後の友情を誓い、贈り合う事もできます。
この花言葉が合わないのは、仕事上の付き合いがある、弱い立場の人です。
会社の肩書きがなくなり、対等な立場では見せる顔が全く違う可能性があります。
それでも友達になりたいような相手なら、問題ありません。
「ニリンソウ(二輪草)」の豆知識
ニリンソウは食用や漢方薬として利用できますが、葉の形は同じキンポウゲ科の毒草「トリカブト」と酷似しています。
見分け方もありますが、素人判断は危険なので、迷ったら食べるのは止めましょう。
まとめ
ニリンソウは白く可愛らしい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花をより鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。