「ニワウメ(庭梅)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ニワウメ(庭梅)」の花言葉とは? 花言葉

「ニワウメ(庭梅)」はバラ科スモモ属「ニワウメ」亜属の落葉樹です。

中国原産で、日本には古くから伝わっており、万葉集の中でも「朱華(はねず)」の名で詠まれています。

長い雄しべを持つピンクまたは白の花を多数咲かせ、花期は3月から4月です。

果実は直径3、4mmの球形で、7月に赤く熟します。

今回は、「ニワウメ」の花言葉について解説します。

「ニワウメ(庭梅)」の花言葉

「願望」「喜び」「秘密の恋」などがあります。

良い意味が多いのですが、恋のニュアンスが含まれるため、その気が無い異性に贈る時は誤解されないような注釈が必要になります。

個人相手ではないお祝いの場では、あまり気にせず飾る事ができます。

「願望」

春を待ち望み、その到来には喜びを木全体で表すように咲く様子から付いた花言葉です。

庭に植えた「ニワウメ」の蕾が咲くのを待つ人の心とも解釈できます。

デートの誘いなど、お願い事のメッセージに添えるのに向く花言葉です。

人類の願いを実現する最先端の科学研究が行われる施設の敷地に植えるのも良いでしょう。

何かしらの願いを込め、スマホの待ち受けにしても意味が合います。

これ単体では何を望むか分からないので、メッセージに添えたり、他の花と贈るなど工夫しましょう。

「喜び」

春に喜び騒ぐように花開く「ニワウメ」の様子から付いた花言葉です。

勿論、咲いた花を喜ぶ人間の姿でもあります。

喜ばしい事があった相手に贈るのに向く花言葉です。

お祝いならどんなものでも良い飾りものになるでしょう。

一方、不幸な場やお見舞いとしては、全く向きません。

贈られる本人が「ニワウメ」を大好きな場合は構いませんが、出来るだけ状況に合った他の花も一緒にしましょう。

「秘密の恋」

「ニワウメ」は万葉集にも歌われました。

この花言葉は、大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)の『思はじと言ひてしものをはねず色の移ろひやすき我が心かも』から付いたものです。

これは「忘れようとしたあの人を、また思ってしまった。

庭梅の色が変わるように決意が揺らいでしまう」
という意味です。

ここから「貴び」「高尚」「うつろいやすい愛」といった花言葉も付いています。

恋に揺れ動く友人に贈るのに向く花言葉です。

人にまだ知らせていない恋人にも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、他人に知らせない事に不満を持っている恋人です。

公表すると不都合な、後ろめたい事があるのでは、と、疑いを持ち始めてしまいます。

まとめ

「ニワウメ」が咲くのは「サクラ」の時期に近く、やや存在感が薄れます。

花言葉を知り、興味を深めれば、その深い歴史に触れられ、楽しむ事も出来るでしょう。

花をより深く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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