「センダン(栴檀)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「センダン(栴檀)」の花言葉とは? 花言葉

「センダン(栴檀)」「センダン」「センダン」属の落葉樹です。

ヒマラヤ原産で、海外では中国、台湾、朝鮮半島、日本では本州以西に分布します。

花は淡紫色の花弁が5枚つき、花期は5月から6月です。

今回は、「センダン」の花言葉について解説します。

「センダン(栴檀)」の花言葉

「意見の相違」といいます。

花弁の裏表で色が違う事が由来とされます。

また、「センダン」の諺に「栴檀は双葉より芳し」(才能のある人は、小さい頃からその素質が表れる)とありますが、「昔神童、今、唯の人」(小さい頃に才能があっても、大人になると凡人になる)とも言います。

更に「センダン」はそもそも双葉では香りませんので、ここにも大きく意見の相違があります。

意見が違うと言うと、あまり良い意味に感じないかも知れませんが、視点が違い新しい考えに気付かせてくれる友人や同僚などに贈るには向きます。

活発な討論を求める、ブレインストーミング段階の会合資料にあしらうのも良いでしょう。

スマホの待ち受けにして、考えが固着化していないか自分に問いかける事にも使えます。

この花言葉が合わないのは、あまり友好な関係が結べていない人です。

異なる意見を戦わせて仲を深められれば素晴らしい事ですが、現実場面のほとんどでは単に仲違いして終わりです。

「センダン(栴檀)」の豆知識

「栴檀」の名は香木に存在しますが、香木としての栴檀は別種の「ビャクダン(白檀)」の事を指し増す。

実際、強い香りを持つビャクダンと比べ、「センダン」にこれといった特別な香りはありません。

一方、それ以外の部分で、「センダン」は大変有用です。

花は美しく枝が広がる事から公園樹や街路樹に良く、木材は建築、器具、家具から下駄、仏像などにも使われる良質なものです。

樹皮には苦楝皮(くれんぴ)、果実は苦楝子(くれんし)の名が付き、各々生薬として用いられます。

果実の種は数珠の玉になります。

葉には除虫成分があり、かつて農作業で利用されました。

香木の栴檀の由来は、サンスクリット語の「カンダナ」を漢字にした「栴檀那」ですが、「センダン」の読みは後付けと考えられます。

音としての「センダン」の由来は諸説ありますが、樹皮で染色する時「一度で千段を染められる」という説が有力です。

まとめ

「センダン」は街路樹などでも使われる、身近な木です。

花言葉を知っていれば、その存在に気付き、楽しむ事が出来るでしょう。

風景に彩りを加えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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