「コウゾリナ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「コウゾリナ」の花言葉とは? 花言葉

「コウゾリナ」はキク科「コウゾリナ」属の多年草または越年草です。

北海道から九州、樺太に分布し、草地や土手に生育します。

タンポポのような舌状花だけの黄色い花を咲かせ、花期は5月から10月です。

今回は、「コウゾリナ」の花言葉について解説します。

「コウゾリナ」の花言葉

「私に触らないで」「見かけ倒し」があります。

どちらも悪い意味の花言葉になるため、お祝い事にも人に贈るのにも基本的に向きません。

「私に触らないで」

「コウゾリナ」の茎や葉が、鋭い毛に覆われ刺々しく見える事からついた花言葉です。

仲の良い相手に贈るような言葉ではありません。

立ち入り禁止の道や、侵入して欲しくない庭などにメッセージと共に添えると、少し柔らかい印象になります。

ごく親しい友人相手に、何か落ち込むような事があった時にアピールとして使う事は出来ます。

勿論、無視して話しかけられ、その後の会話に繋がるという流れが前提です。

創作などで、キャラクタの二面性を表すのに使う事は出来るでしょう。

「見かけ倒し」

トゲトゲに見える「コウゾリナ」ですが、実際には触っても痛くない事からこちらの花言葉もつきました。

「私に触らないで」と合わせて使う事で、構って欲しいアピールになりそうではあります。

この花言葉単体の場合、「見た目に中身が伴っていない」という意味で、悪口にしかなりません。

「見た目によらない」というようなプラス方向の意外性があると良いのですが、「見かけ倒し」にプラスのパターンはなく、どうしても中身の方が劣っているという意味になります。

サークルなどの新入生歓迎会の時、「私は怖そうだけど、そうでもなく親しみやすい先輩です」、という意味で名札にあしらうなら、効果はともかく使い方は合ってはいます。

「コウゾリナ」の豆知識

「コウゾリナ」は漢字で書くと「剃刀菜」または「顔剃菜」となります。

トゲトゲした茎をさすると、剃刀で剃る時のような感触がある事が由来です。

剃刀でヒゲを剃っても、そんなにザラザラした感触はないと思うかも知れません。

その場合、石鹸やシェービングフォームを使わずに試してみると、よく分かるでしょう。

「菜」の名前が付く植物のため、「コウゾリナ」も食べる事が出来ます。

花や若い葉が食べるのに適していますが、アクが強いので茹でてある程度アク抜きしてから、天ぷらなどにすると良いでしょう。

他に、根はタンポポコーヒーのようにして飲む事が出来ます。

まとめ

「コウゾリナ」は雑草として扱われ、トゲトゲした見た目からも敬遠されがちです。

花言葉を知っていれば、トゲが無害な事が分かり、ゆったりと花を楽しむ事も出来るでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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