「ハンカチの木」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ハンカチの木」の花言葉とは? 花言葉

「ハンカチの木」は、ミズキ科ハンカチノキ属の落葉樹です。

中国固有種で、ヨーロッパには1901年に持ち込まれ、植栽されました。

日本にもたらされたのは遥かに遅く、1991年以降です。

花は大きな白い苞葉に囲まれ、花期は4月から5月です。

今回は、「ハンカチの木」の花言葉について解説します。

「ハンカチの木」の花言葉

「清潔」といいます。

清潔保持の基本である手洗いと結び付く、ハンカチのイメージから付いた花言葉です。

花自体にも、白く清潔感があります。

清潔感があり爽やかな友人や恋人に贈るのに向きます。

掃除好きの人にも良いでしょう。

清掃業に携わる人にも合います。

消毒液や除菌シートの商品イメージとしても使えます。

花をスマホの待ち受けにして、清潔さを心がけるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、不潔な人です。

「気付いて改善して欲しい」という意味で贈ったとしても、通じません。

人間、自分が我慢出来るところまでは清潔にしているものです。

察して貰う事に期待せず、直接伝えましょう。

病的な潔癖症の人にも向きません。

褒める意味だとしても「本当は汚いと注意している」と考え、行動が悪化しかねません。

「ハンカチの木」の豆知識

「ハンカチの木」は、花(苞葉)が白いハンカチを吊したように見える事からつきました。

英語でも「ハンカチーフ・ツリー(「ハンカチの木」)」と呼ばれます。

他に、「ゴースト・ツリー(幽霊の木)」とも呼ばれます。

確かに、白くヒラヒラしたものは、幽霊のイメージと近いものです。

もう1つ、「ダブ・ツリー(鳩の木)」という名前もありますが、こちらは白いハトに見立てたものです。

学名に「ダビディア」と付きますが、これはフランス人の植物学者で神父の「アルマン・ダヴィッド」が、中国で収集した事に因みます。

彼は多くの新種をフランスに報告しており、「ジャイアント・パンダ」「シフゾウ」も彼の手でヨーロッパに伝えられました。

「ハンカチの木」の発見後、本格的にヨーロッパに導入するため採取したのがプラントハンターの「アーネスト・ウィルソン」です。

彼は、東洋の植物を数多く採集しており、屋久島のスギや、ソメイヨシノに関しても言及しています。

まとめ

「ハンカチの木」は、日本で見る機会は非常に少ないのですが、大変目を惹く花を咲かせます。

花言葉を知り、興味を深めれば、その由来にも触れられるでしょう。

花を多面的に見せる花言葉を、是非参考にして下さい。

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