タンポポのような花をつける「ノゲシ(野芥子)」は、キク科「ノゲシ」属の越年草です。
ヨーロッパ原産で、日本には有史以前に帰化し、全国の道端や畑に自生が見られます。
花は黄色い花弁(舌状花)だけで形成されており、花期は4月から7月です。
今回は、「ノゲシ」の花言葉について解説します。
「ノゲシ(野芥子)」の花言葉
「悠久」「旅人」「見間違ってはいや」があります。
クセのある花言葉が混じりますが、悪い意味ではないため、贈り物などにも合います。
「悠久」
どこにでもありそうな姿で、実は有史以前に持ち込まれた、史前帰化植物である事から付いた花言葉です。
歴史好きの友人に贈るのに向きます。
歴史ある学校の、卒業アルバムのデザインにも使えます。
平安時代以前にルーツがある店や商品の宣伝イメージにも良いでしょう。
部屋に飾り、悠久の時を想像してみる事もできます。
この花言葉が合わないのは、年齢を気にしている人です。
10の区切りの歳と、厄年には気を付けましょう。
「旅人」
種が綿毛で飛んで来るイメージと、遠くヨーロッパからの帰化植物である事から付いた花言葉です。
旅行好きの友達や恋人に、旅の無事を祈って贈るのに向きます。
長距離トラックや、輸送船、旅客機のパイロットなど、日常がそのまま旅の人にも良いでしょう。
旅行予約サイトのデザインにも使えます。
この花言葉が合わないのは、旅行が嫌いな人です。
好みはそれぞれなので、無理強いは止めましょう。
また、旅行好きと言っても、連れて行って貰う事しか出来ない人や、添乗員付きツアーしか行かない人にも向きません。
旅人を名乗るなら、「自分で行く」という要素が、多少なりとも必要です。
「見間違ってはいや」
花がタンポポにそっくりな事から付いた花言葉です。
もう1つの由来が、葉がケシに似ている事です。
間違えられると法律によって駆除されてしまうので、より深刻です。
物真似で人を楽しませられる友人に贈るのに向きます。
この花言葉が向かないのは、見間違えられる事を嫌がっている人です。
人を嫌がらせる事は、すべきではありません。
まとめ
「ノゲシ」は馴染みのある可愛らしい花です。
花言葉を知れば、その深い歴史に想いを馳せられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。