「ツタウルシ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ツタウルシ」の花言葉とは? 花言葉

「ツタウルシ」という花をご存知でしょうか。

日本・中国などを原産国とする、ウルシ科ウルシ属の落葉木です。

今回は「ツタウルシ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。

「ツタウルシ」の花言葉

「ツタウルシ」の2つの花言葉とその由来を、さっそくご紹介します。

「変動に耐えよう」

インパクトが強いメッセージ性のある花言葉ですが、「ツタウルシ」が成長するに伴い、姿が次々と変化していくことに由来しています。

5月~6月頃に、黄緑色の小さな花が咲きます。

花が咲いた後は、クリーム色の小さな果実が生り、10月頃からは紅葉が始まります。

花・葉・果実といった、様々な変化を楽しむことができる、「ツタウルシ」らしい花言葉です。

「頭脳明晰」

「ツタウルシ」は、他の木や岩などに根をつけながらはい上がっていきます。

自分の成長のために、周りの力を借りながらぐんぐんと成長していくスマートな姿が、「頭脳明晰」の由来ではないかと言われています。

「ツタウルシ」は、樹液に触れるとかぶれてしまう事で有名でな植物です。

知的さゆえの、防御手段なのかもしれません。

「ツタウルシ」の名前の由来

ツル植物の「ツタ」に似ているウルシ属の植物であることから、「ツタウルシ(蔦漆)」という名前がつきました。

名前の由来通り、「ツタウルシ」「ツタ」はとてもよく似ています。

見分け方のポイントは、「葉の形の違い」です。

「ツタ」の葉は、鋸歯の部分に短い針のようなものが付いているのに対して、「ツタウルシ」は鋸歯の部分に何も付いていません。

判別が難しい時は、参考にしてみてください。

「ツタウルシ」の豆知識

「ウルシ(漆)」という言葉が名前に入っているので、漆塗りの原料として使われているのでは?と思ってしまうのですが、「ツタウルシ」は漆塗りの原料として一切使用されていません。

「ツタウルシ」と同じ、ウルシ科ウルシ属の「ウルシの木」が、ウルシ塗の原料として使われています。

ちなみに、漆塗りの原料として使われるのは、葉でも花でもなく「樹液」です。

まとめ

知的な花言葉を持つ「ツタウルシ」は、花・紅葉・果実といったあらゆる恵みで私たちを楽しませてくれる植物です。

特に、紅葉した「ツタウルシ」は、温かみのある赤い葉がとても綺麗なので、秋口に「ツタウルシ」を見かけた時は、じっくり観賞されてみてください。

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