真っ直ぐで美しい「タケ(竹)」は、イネ科「タケ」亜科のうち、茎が堅く(木質化に)なるものの総称です。
中国または日本原産で、アジアの温帯、熱帯地域に分布します。
地下茎で広がっていき、1個体のクローンが竹林を形成します。
花が咲いた後は枯れる性質があるため、花期を迎えると竹林が丸ごと枯れてしまいます。
花が咲く周期は大変長く、マダケの場合で120年周期です。
今回は、「タケ」の花言葉について解説します。
「タケ(竹)」の花言葉
「節操」「多くの仲間」「忠義」「強さ」などがあります。
いずれも良い意味で、少し堅いイメージの場にも合います。
「節度」
「タケ」には節がある事から付いた花言葉です。
同じ由来で「節操がある」とも言います。
自らを律して頑張れる友人や同僚に贈るのに向く花言葉です。
進学して独り暮らしを始める子にも合います。
生活が乱れてきたと思った時、竹林に行き心落ち着けるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、独り立ちして家を出る子です。
何か言いたくはなるでしょうが、そこから先は1人の大人として任せ、口出しは何かあった後にしましょう。
「多くの仲間」
こちらは子供の「タケ」、つまり「タケノコ」についた花言葉です。
「雨後の竹の子」という諺がありますが、「タケノコ」は竹林のあちこちから顔を出します。
その姿から付いた花言葉です。
仲良しグループや、サークルなどで共有するのに良い花言葉です。
この花言葉が合わないのは、一対一の友人関係です。
「あなたは多くの友人の1人に過ぎない」と言っているようで、気まずい空気になりかねません。
「忠義」
英語の花言葉で、真っ直ぐで同じ方向にしなることから付きました。
「忠誠」ともいいます。
日本の身分制度はなくなり、労使関係も法律上対等なので、現代使うにはあまり向かない花言葉です。
時代物を創作する時、キャラクタの描写に使う事はできます。
「強さ」
こちらも英語の花言葉で、「タケ」がしなやかで頑丈な事から付きました。
「不動」も同じ由来で付いています。
揺らがない強さを持つ友人や同僚、先輩などに贈るのに向きます。
物事にすぐ動揺させられ、落ち着きが持てない時、「タケ」の製品を使い、不動の強さを心がけるのも良いでしょう。
まとめ
竹は日本人にとって大変身近な植物です。
花言葉を知っていれば、より興味を深め、親しむ事が出来るでしょう。
植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。