「ダイヤーズカモマイル」(ダイヤーズカモミール)は、キク科コタ属の多年草です。
地中海沿岸原産で、西アジアにも分布が見られます。
花は一重のキクの姿で、全体が黄色、花期は5月から7月です。
今回は、「ダイヤーズカモマイル」について解説します。
「ダイヤーズカモマイル」の花言葉
「大きな希望」「親交」「仲直り」があります。
いずれも良い意味で、悪い意味が含まれる事もないため、心当たりのある場面でプレゼントにするのに向きます。
「大きな希望」
「ダイヤーズカモマイル」には、カモミールの名が付きますが、これといった特徴的な香りはありません。
一方、色は鮮やかで、黄色の染料になる事から、「ダイヤーズ」つまり「染物屋」の名が付きました。
黄色で色鮮やかな花はしばしば太陽と重ねられ、明日への希望がイメージできる事から付いた花言葉です。
受験や就職活動など、大きなライフイベントに、友人同士で交換したり、子供や教え子へ贈るのに向いています。
特別な願いがない時も、何かあれば良いなと思いながら育てるのに合うでしょう。
極端に気分が落ち込んでいるような人以外、誰にでも向く花言葉です。
「親交」
花期の間、次々に花を咲かせる、こんもりとまとまった株の様子から付いた花言葉です。
友人に贈るのに向きます。
これから友人になりたいと思う、出会ったばかりの人にも良いでしょう。
会社同士の付き合いの場にも合います。
この花言葉が向かないのは、告白の返事です。
「お友達でいましょう」という意味なのか、「それでは親しくしましょう」という意味なのか、どちらにも取れ、相手が誤解します。
「仲直り」
カモミールは丈夫で、寒さにも、雨にも、踏まれるような物理的なダメージにも強い花です。
このダメージから回復する力と、「親交」のイメージから付いた花言葉です。
喧嘩して気まずくなった友人に、謝罪と再びの交流を求める意思を伝えるのに役立ちます。
喧嘩中の恋人や配偶者に対しても意味が合うでしょう。
どこを切ってもまた繋げられるケーブルの商品イメージにも使えます。
部屋に飾り、しばらく離れていた趣味を始めるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、喧嘩していない相手です。
「何か気に触る事をしていたらしい。
面倒な人だ」と思われてしまうでしょう。
また、仲直りに向くと言っても、花だけを送りつけてもどうなるものでもありません。
原因がある事なら、そちらをまず解消しましょう。
まとめ
「ダイヤーズカモマイル」は、色鮮やかで可愛らしい花です。
花言葉を知っていれば、更に好ましく鑑賞できるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
