「山椒は小粒でもピリリと辛い」という諺にもなっているほど日本人になじみの深い「サンショウ」。
別名「ハジカミ」、また若葉は「木の芽」と呼ばれ日本料理に欠かせないアクセントになっています。
日本から朝鮮半島南部が原産で、ミカン科サンショウ属の落葉低木。
今回はそんな身近な「サンショウ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「サンショウ(山椒)」の花言葉「健康」
「サンショウ」の花言葉ひとつめは「健康」です。
香り高くインパクトの強い味は、少量でもぱっと体に力がみなぎるようなパワーを感じさせます。
実際にさまざまな薬効があり、整腸作用や神経痛、デトックス、最近ではメラニンを増やし白髪抑制効果も見出され、「健康」の花言葉に恥じない活躍ぶり。
スーパーのお手頃価格で購入できるのも嬉しいですね。
毎日の食卓にぜひ「サンショウ」を取り入れてみてください。
「サンショウ(山椒)」の花言葉「魅惑」
「サンショウ」の花言葉には「魅惑」というものもあります。
ピリリと舌を刺す「サンショウ」はそのままでは刺激が強すぎますが、他の食材と組み合わせるとうっとりするようなハーモニーを奏でてくれます。
ウナギ料理には「サンショウ」が欠かせないという方も多いのではないでしょうか。
そんな「サンショウ」の中毒性に「魅惑」という花言葉はぴったりです。
「サンショウ」を使った手料理で、意中の人を「魅惑」してみませんか。
「サンショウ(山椒)」の花言葉「好意」
「サンショウ」には「好意」という花言葉もあります。
「サンショウ」は雌雄異株で、あの独特の辛みを持つ実を手に入れるには雄株と雌株をそろえないといけません。
そのことから「好意」という花言葉が付けられました。
またたくさんの薬効のある「サンショウ」を贈るのは相手への「好意」を示すのに最適です。
「好意」をそのまま示すのが照れくさい時、ピリッとした「サンショウ」の刺激があなたの背を押してくれるはずです。
「サンショウ(山椒)」の豆知識
「サンショウ」の刺激の正体は何だと思いますか。
実は「サンショオール」という辛み成分が舌に局所麻酔のような効果を与え、痺れたような感覚を与えるのだそうです。
それに加えて「キサントキシン」という痙攣作用を及ぼす成分も入っているので、より一層ビリビリとした感覚が強まるという訳です。
脳に刺激を与え、思考をクリアにしてくれる作用がありますが、大量に服用すると中毒やアレルギーを引き起こしますのでくれぐれも食べすぎにはご注意を。
まとめ
「サンショウ」は葉も花も実も味わうことができます。
春は「木の芽」や「花山椒」、初夏には未熟な実を「青山椒」に、秋は熟した実を「粉山椒」にとさまざまに楽しむことができますので、ぜひお手元に置いて独特な香りと刺激を楽しんでください。