「サザンカ(山茶花)」という花をご存知でしょうか。
「サザンカ(山茶花)」は日本が原産であり、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。
枝先に5cm大の5枚の花弁をもつ花を咲かせ、その姿は椿の花とよく似ており見間違えられることもありますが開花時期が異なります。
12月~4月頃に咲く椿と違い、「サザンカ(山茶花)」は10?12月にかけて開花し、冬でも彩りを見せてくれる数少ない花です。
公園や街路樹、庭木としてよく見かけますが、実は日本で天然に自生している地域は少なく、自生種は山口県や九州、四国、沖縄などの山林で見ることができます。
今回は「サザンカ(山茶花)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「サザンカ(山茶花)」の花言葉
「サザンカ(山茶花)」全体を指す花言葉は、基本的には「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」という意味が有名です。
厳しい冬の中で咲く「サザンカ(山茶花)」の、力強くも美しいイメージにぴったりな意味合いです。
また、「理想の恋」「ひたむきな愛」という意味もあります。
寒さに負けず可憐な花を咲かせる姿が、ひたむきに愛を注ぐ尊さと重なったことが由来していると言われています。
「サザンカ(山茶花)」の花言葉(色別)
「サザンカ(山茶花)」の基本的な花言葉を理解できたところで、色別の花言葉を見ていきましょう。
「サザンカ(山茶花)」の赤色の花言葉
「謙譲」「あなたがもっとも美しい」となります。
控えめで品のある相手に贈るのにおすすめです。
ひたむきに努力する姿が美しい相手を応援したい時にもいいですね。
「頑張れ」と言葉で相手にプレッシャーを与えてしまうよりも、想いを花言葉に込めて贈るのも粋です。
「サザンカ(山茶花)」のピンク色の花言葉
「永遠の愛」となります。
大切なパートナーに永遠の愛を誓う時や、長年連れ添ったパートナーに贈るのにぴったりな意味合いです。
鉢植えを贈って、一緒に長く楽しむのも素敵です。
「 サザンカ(山茶花)」の白色の花言葉
「愛嬌」となります。
友人や子供、女性に贈るのにいいでしょう。
まとめ
「サザンカ(山茶花)」は、厳しい寒さの中でも、美しい彩りで楽しませてくれます。
その凛とした姿だけでなく、花言葉にも力強く素敵な意味を持ちます。
人にプレゼントする時、自分で育てる時、花言葉の意味を知っていると楽しくなります。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。