「コヒルガオ」は、ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草です。
本州から沖縄まで分布し、日当たりの良い草地や道端などに生える蔓性の植物で、ものに絡みつきながら伸びます。
花期は6月から8月です。
アサガオ(朝顔)よりも日中の開花時間が長い事からヒルガオ(昼顔)と呼ばれ、小さい花を付ける品種として「コヒルガオ」(小昼顔)の名前になりました。
今回は「コヒルガオ」の花言葉について解説します。
「コヒルガオ(小昼顔)」の花言葉
「絆」「優しい愛情」「交誼」「和やかさ」があります。
どれも人との付き合いを連想させる言葉で、良い意味があります。
相手との関係性を考えながら使い分けると良いでしょう。
「絆」
つるで物を結びつける様子から付いた花言葉です。
家族や友人、チームメイトなど、固い絆を感じる間柄で贈り合うのに向いた花言葉です。
スマホなど通信機器の広告イメージにも使えます。
家で育て、他人との絆を大切にしようと心がけるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、商売などの損得勘定で繋がる間柄です。
そういう間柄で、こういう言葉を持ち出すのは損を押しつける時に限るので、警戒されるだけです。
「優しい愛情」
つるが絡むように近くに寄り添い、花を咲かせる様子からイメージしやすい花言葉です。
愛情をかけてくれた両親などに贈るのに向いています。
スマホの待ち受けなどにして、くじけそうな時に自分に愛情を注いでくれた人を思い出すのも良いでしょう。
この花言葉が向いていないのは、おおよそ愛情を感じられない関係が薄い相手です。
また、恋愛感情と結びつけて受け取られる可能性もあるので、会社などで使うのも避けた方が良いでしょう。
「交誼」
やはりつるが絡み交わる様子から付いています。
「交」は交わり、つまり付き合いを表し、「誼」は以前からの親しい関係を指します。
これを合わせて「心の通い合う親しい付き合い」の意味になります。
同じ響きの言葉に「厚誼」があり、大体似た意味ですが、気軽に交わるイメージではなく、「厚い情により付き合って下さった」、という目上の人へのニュアンスになります。
仲の良い友人に、友情の継続という意味で贈るのに向く花言葉です。
合わないのは、家族や恋人です。
人付き合いは違いないのですが、元々が「交誼」が表すニュアンスよりウェットな関係のため、逆に他人行儀な印象になってしまいます。
「和やかさ」
ものに寄り添い結びつけるつると、大きく柔らかでピンクの花のイメージから想像しやすい花言葉です。
和やかに過ごせる相手とは、自然に距離も近くなり離れがたくなるものです。
いつも笑みを浮かべている友人などに贈るのに向いています。
この花言葉が合わないのは、自分が何かしても怒らず許してくれる恋人や配偶者です。
程度の差こそあれ、怒りを見せないよう努力しているだけなので、内心は和やかどころではありません。
最後の一押しになる可能性がある言葉です。
まとめ
「コヒルガオ」は時に雑草としても扱われる花です。
花言葉を知っていれば、思わぬ場所の「コヒルガオ」と出会えるかも知れません。
風景に色を足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。