ゲッカビジンなどで知られる「クジャクサボテン」はサボテン科「クジャクサボテン」属の総称です。
中南米に十数種類の原種が分布し、交配による園芸品種が多数作られています。
花期は5月から6月です。
今回は「クジャクサボテン」の花言葉について解説します。
「クジャクサボテン」の花言葉
「儚い美」「風刺」「危険な遊び」などが、共通した花言葉です。
面白味のある花言葉で、捻ったものを好む友人などに向きますが、不穏なものもあり、お祝い事には厳選する必要があります。
「儚い美」
「クジャクサボテン」属のゲッカビジンの、一晩で花を咲かせ夜明け前にしぼんでしまうという性質から付いた花言葉です。
「儚い恋」ともいいます。
現実場面でしっくり来るタイミングはなさそうですが、悲恋ものが当たり役の俳優へのファンレターや、創作のイメージには向いています。
「風刺」
サボテンのトゲからイメージできる花言葉です。
世相を斬る記事を書くライターや、風刺漫画家、時事系動画配信者などをしている友人に贈るのに向いています。
「危険な遊び」
こちらもトゲのイメージです。
若い頃一緒に「色々な」遊びをした友人に贈るのに向く花言葉です。
公式の場では使うべきではありません。
「クジャクサボテン」の色別花言葉
「クジャクサボテン」は多くの種類があり、花色も様々です。
色別で花言葉もあるので見ていきましょう。
赤い「クジャクサボテン」の花言葉
「陽気」があります。
赤い花には、明るく情熱的なイメージの花言葉が付きますので、その1つと言えます。
いつも陽気な友人などに贈ると良いでしょう。
陰気な人には向いていませんが、人は場面によって振る舞いを切り替えるものですから、面と向かって「私は陽気では無い」と断る人はそこまで多くはないでしょう。
ピンクの「クジャクサボテン」の花言葉
「あでやかな美人」といいます。
ピンクの女性的で艶っぽい印象からイメージできる花言葉です。
パッと目を惹くような美しさがある友人や恋人などに贈るのに向きます。
容姿の優れた女優に贈るファンレターに添えるのにも良い花言葉でしょう。
自分の事を案外「イケてる」と思う人は多いので、平凡程度なら贈っても拒否はされないでしょう。
これは、鏡の前に立つ時、人間いつもベストな角度で自分を見るからです。
紫の「クジャクサボテン」の花言葉
「一途な恋」があります。
紫は高貴で品位のある色合いです。
次々に乗り換えるような恋よりも、ずっと1人に一途である方がイメージは近いのでしょう。
トラブルなく長く付き合っている恋人や配偶者に贈るのに向いています。
嫉妬深く、浮気を疑いがちな恋人の場合、相手の中では決してあなたは一途だったとは言えないため、「何かやっぱりごまかしている」と、もめる原因になるので向いていません。
黄色い「クジャクサボテン」の花言葉
「幸せを掴む」といいます。
黄色は黄金色にも通じる色であり、サボテンは「仙人掌」の文字を当てます。
仙人が金銭で喜ぶかはともかく、幸せを掴むは正にピッタリでしょう。
誰にでも良い印象を与えそうな花言葉ですが、不幸な事があった直後で、まだ立ち直っていない人にはタイミングが良くありません。
まとめ
「クジャクサボテン」は形も面白く、花も美しい品種が揃っています。
花言葉を知っていれば、選ぶ時の指標になるでしょう。
植物の魅力をより詳しく伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。