「エビネ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「エビネ」の花言葉とは? 花言葉

「エビネ」はラン科「エビネ」属の多年草です。

日本では北海道西南部から沖縄本島まで、海外では、中国、朝鮮半島に分布します。

昭和期の大ブームで乱獲され、準絶滅危惧種に指定されましたが、園芸用の栽培は行われています。

3、40cmの花茎に多数の花を付け、花期は4月から5月です。

今回は、「エビネ」の花言葉について解説します。

「エビネ」の花言葉

「誠実」「忠実」が共通した花言葉です。

良い意味の花言葉ですが、相手との関係性によっては悪い意味になる場合があります。

「誠実」

華やかなラン科の中では、少し落ち着いた印象のある「エビネ」の姿から付いた花言葉です。

何に付けても正直に物事を運ぶ友人や同僚などに贈るのに向いています。

言動が無責任になってしまいがちな時、スマホの待ち受けにして誠実さを心がけるのも良いでしょう。

この花言葉は、浮気の経験がある時、配偶者や恋人に贈るのには向きません。

今後誠実であろうという決意のつもりでも、不真面目な印象を与えてしまいます。

これは、「誠意」という言葉が軽く使われて来た歴史によるものです。

前知識が無いごく若い世代の場合は通用する可能性はあります。

「忠実」

花の控えめな様子が、我を張るのではなく、忠実に主に従うというイメージに繋がったものです。

基本に忠実で実力が高いチームメイトなどに贈るのに向きます。

人間に対する「忠実」は、それが裏切られる事と表裏一体になるので、軽々しく使うのには向きません。

「エビネ」の色別花言葉

「エビネ」には色により異なる花言葉が付いているので、見ていきましょう。

茶色い「エビネ」の花言葉

「謙虚」があります。

他のランより控えめな花の姿と色からイメージしやすい花言葉です。

一歩引き全体を見て行動出来る友人や同僚などに贈るのに向いています。

単に他人に任せるだけで何も出来ない人は、これに当てはまりません。

ピンクの「エビネ」の花言葉

「謙虚な恋」です。

「エビネ」の謙虚な姿と、ピンクから連想される恋のイメージが合わさった花言葉です。

慎ましやかで控えめな振る舞いをする恋人に贈るのに向きますが、それがその人の本質なのかネコをかぶっているのかは見極める必要があります。

騙されたフリで油断させる手もありそうですが、付け焼き刃の駆け引きは事故の元です。

黄色いの「エビネ」の花言葉

「賑やかな人柄」といいます。

多くの花が連なって咲く様子と、太陽を思わせる黄色の花色から想像出来る花言葉です。

周りを明るくしてくれるような話し上手な友人に贈るのに向いた花言葉です。

ただ、話し好きでも悪口ばかりで、聞いていると暗い気分になるような相手には向きません。

静かに距離を取りましょう。

「エビネ」の豆知識

「エビネ」という一風変わった名前の由来は、地下茎がエビのように見えるから、というものです。

玉のようなものがくっついて、ボコボコした太い筒を形成した地下茎は、確かにエビと言えなくはありませんが、芋虫の方がしっくり来ます。

まとめ

「エビネ」は数が少ない花です。

野山を歩く時、花言葉を知っていれば、興味が増し、いちはやく見つけられるかも知れません。

風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

タイトルとURLをコピーしました