「オオハリソウ」は、ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草です。
コーカサス地方原産で、しばしば「ヒレハリソウ(鰭玻璃草)」と雑種を作ります。
花は花径1. 5cm程の釣り鐘型で、花色は紅紫色から藍色へ変わります。
花期は5月から7月です。
今回は、「オオハリソウ」の花言葉について解説します。
「オオハリソウ」の花言葉
「努力」「治療」「移り気」です。
意味深な言葉も混じりますが、カードで伝える言葉を限定すれば、誤解がありません。
「努力」
丈夫な性質があり、若芽を摘んでもまた生える様子から付いた花言葉です。
「努力」は大切だという人もいれば、意味が無いという人もいます。
これはどちらが言っている事も違ってはいません。
ポイントは「努力」が、単一の行為を指していない事です。
誰かに勝つため「努力」して、勝てない事もあるでしょう。
この時、1時間の練習も「努力」なら、1万時間の練習も「努力」です。
これを同じ言葉で比べる事に、意味はありません。
世の中、しばしばこういう比較出来ない筈の比較が持ち出される事があるので注意が必要です。
この花言葉は、何かしら成功した人へ贈り、そこに至る道を褒め讃えるのに向きます。
一方、生まれついての性質や、偶然を競うもので勝った人には、判定に対する勘ぐりに伝わるため合いません。
「治療」
ヒレハリソウ属に見られる花言葉で、かつて薬用として利用された事から付いています。
「治療」は回復を手伝うだけで、本当の意味で治すのはその人の回復力です。
何に付けても当てはまる話で、手伝ったり応援しても、代わりにしてあげられる事はそう多くありません。
一方、何もしてあげられなくても、期待をかけたり応援の気持ちを伝えるだけでも励みになるものです。
この花言葉は、調子を崩している時に飾り、自分の気持ちを落ち着けるのに向きます。
「移り気」
開花後に花色が変わる性質から付いた花言葉です。
恋人から気持ちが離れる事は、珍しい事ではありません。
最初から全てが分かって付き合える訳ではなく、相手の候補は1人だけではありません。
非難されるのは、今の相手との関係を残したまま、次の相手と付き合おうとする事です。
そもそも前の相手とキッパリ別れたいと思わないなら、新しい人への想いもその程度と言えます。
恋愛は思い切りが良い方が、結果は出やすいものです。
まとめ
「オオハリソウ」は、ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草です。
花言葉は「努力」「治療」「移り気」です。
人生の指針にもなる、花言葉を是非参考にして下さい。