「寂しさ」という花言葉の花は、親しい人へ構って欲しい時、贈るのに向きます。
関係性や頻度によっては嫌がられますが、程々なら好意の表れとして伝わります。
創作で、恋破れた主人公が落ち込むシーンの小道具や心象風景にもよいでしょう。
何となく気分が落ち込む時、部屋に飾って自分の感情を見つめ直すのにも使えます。
言語化する事で解消する辛さもあるものです。
「寂しさ」の花言葉を持つ花
「寂しさ」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「エリカ(ヒース)」
ツツジ科エリカ属の総称です。
花は基本的に筒型で、花色は白から紫、黄色、緑などがあり、散った後も花冠が残ります。
英名は「ヒース」です。
英国の「荒れ地(ヒース)」に生える藪の連想から付いた花言葉が「寂しさ」です。
他の花言葉は「孤独」「休息」「心地よい言葉」「良い言葉」「幸福な愛」「博愛」「幸運」「謙遜」と、比較的良い言葉が揃いますが、「裏切り」という非常に悪い言葉もあるため、誤解されそうな相手にはどの花言葉の意味で贈るか明確に伝えましょう。
声にした言葉より強い花言葉はありません。
他に「キンセンカ(チョウシュンカ)」にも「寂しさ」という花言葉は付いています。
「寂しさ」と似た意味の花言葉を持つ花
「寂しさ」に似た意味の花言葉を持つ花は、次の通りです。
「リンドウ(竜胆)」
リンドウ科リンドウ属の多年草です。
花は鐘型で上向きに咲きます。
花色は青紫色です。
野生下の「リンドウ」が、群生することなく1本立って咲く事、寒色の花色のイメージ、生薬として人を癒す性質などから「淋しい愛情」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「悲しんでいるあなたを慰めたい」「あなたの悲しみに寄り添う」「あなたの悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「正義感」「固有の価値」「誠実」「的確」「苦悩」「勝利」「貞淑」「貞節」「愛らしい」と、少々癖の強い言葉が多めです。
相手に合わせ言葉を選び伝えましょう。
「ドラセナ」
リュウゼツラン科ドラセナ属の常緑樹です。
様々な種類がありますが、葉を楽しむ場合は「ドラセナ」、葉を除いて竹のような幹を楽しむ場合は「ミリオンバンブー」と、全く別の品種のように扱われる事もあります。
故郷の森を離れ、都会の片隅の飲食店で、名前も省みられない観葉植物として、ひっそり飾られるイメージから付いた花言葉が「名も無き寂寥」です。
明確に「寂しい」とも言えない物寂しさは、一層「寂しさ」に近い感情と言えます。
他の花言葉は「幸福」「隠しきれない幸せ」「さわやかな愛」「幸せな恋」「永遠の愛」で、一転して幸せそうな言葉ばかり揃います。
他に「寂しさ」に近い花言葉としては「カタクリ(片栗)」の「寂しさに耐える」、「アネモネ」の「見捨てられた」、「ノイバラ(野茨)」の「孤独」などがあります。
まとめ
「寂しさ」という花言葉を持つ花は「エリカ」「キンセンカ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「リンドウ」「ドラセナ」「カタクリ」「アネモネ」「ノイバラ」などがあります。
あまり良くない意味ですが、自分の心を整理するのには役立ちます。
