「カラミンサ」はシソ科「カラミンサ」属の多年草です。
地中海沿岸を原産とし、5月から7月にかけて花を咲かせます。
今回は、「カラミンサ」の花言葉について解説します。
「カラミンサ」の花言葉
「清涼」「愛のささやき」「別れは静かに」があります。
良い意味もありますが、別れをイメージさせる花言葉もあるため、贈る時は相手に合わせましょう。
「清涼」
ハッカに似たスッとする香りがある事から付いた花言葉です。
爽やかな印象のある友人や恋人に贈るのに向いています。
清涼飲料水や空調機器の商品イメージにも合うでしょう。
家で育てれば、気分から涼しさを感じ、初夏を乗り切る助けになるかも知れません。
向いていないのは、おおよそ爽やかなイメージがない人です。
改善して欲しいという意味で贈る事もあり得ますが、年齢を経た上でそのイメージになったのであれば無理な要求です。
もう少し具体的な改善点を提示しましょう。
「愛のささやき」
小さな唇のような花が、風にさわさわ揺れる様からついた花言葉です。
このタイプの花を唇型花と呼び、シソ科やゴマノハグサ科の植物によく見られる形です。
恋人に対して贈るのに向く花言葉です。
携帯電話の料金プランのイメージなどにも合うかも知れません。
この花言葉に向かないのは、恋愛の絡まない場面です。
特に職場などで使うと、不要なトラブルを呼び寄せるので、最低でも退勤後に限りましょう。
「別れは静かに」
小さく目立たない花が、気が付かれないままいつの間にか散っているというイメージに合う花言葉です。
進学や就職などで遠くへ行く友人に贈るのに向いた花言葉です。
付き合っている恋人や配偶者に対しては、別れを告げる意味になるため当然合いません。
向いていそうで向いていないのは、恋人との別れ際です。
何かしらドラマティックにしたり、自分を悪者にしたくないというのは人情ですが、相手がそのノリに付き合ってくれる事はなく、独りよがりになるだけです。
余計な事をせず、さっさと別れる作業を進めましょう。
「カラミンサ」の豆知識
「カラミンサ」は別名を「カラミント」とも呼びます。
「カラミント」を別名に持つものに、「カラミンサ」・ネペタがあります。
こちらはシソ科イヌハッカ属の植物で属が違い、見た目も実際にはさほど似ていません。
まとめ
「カラミンサ」を街中で見かけた時、花言葉を知っていればより身近に感じられるでしょう。
花との距離を縮めてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。