白く儚げな花をつけるカラマツソウは、キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草です。
日本固有の種で、北海道から九州にかけて分布しますが、一部の県では絶滅危惧種です。
低山地などの湿り気のある日当たりの良い草地や高原に生育し、7月から9月にかけて花を咲かせます。
今回は、カラマツソウの花言葉について解説します。
「カラマツソウ」の花言葉
「さり気ない優しさ」「献身」「大胆」があります。
悪い意味はなく、特に気を付けなければならない花言葉ではありません。
人に贈る場合、相手との関係や印象によって使い分けると良いでしょう。
「さり気ない優しさ」
儚げな花の雰囲気に合った花言葉です。
ちょっとした気配りで助けてくれる、友人や同僚などに贈るのに向いた花言葉です。
ボランティア団体などのシンボルとしても合います。
スマホの待ち受けにして、人への優しさを心がけるのも良いでしょう。
大体の人は多少なりとも他人へ「してあげている」という意識は持っているので、誰に対して贈ってもさほど違和感なく受け入れて貰えるでしょう。
「献身」
ふわふわした花の淡く柔らかそうな様子は、他人を癒やす献身的な人のイメージに合います。
また、重そうに垂れ下がる実を多数付ける姿も、印象深いでしょう。
奉仕活動などに参加している友人に贈るのに向いた花言葉です。
逆に合わないのは、他人の為に何かをする事について、ネガティブな感情を持っている人です。
そのような人は他人の善意が信じられず、献身的な行動は「売名や何かを企んでいるから」と考えてしまうため、良い意味に受け取ってはくれないでしょう。
「大胆」
カラマツソウの名前は、花の形がカラマツの針のような葉がぽつぽつ付いている姿に似ているところからつきました。
この花言葉は、カラマツと共通します。
立派にそびえるカラマツにあやかった花言葉でしょう。
大胆で思い切った発想が出来る友人へ贈るのに向いた花言葉です。
逆に向いていないのは、気が小さく思い切った行動が取れない人です。
ただ、普段の行動がやたらと慎重でも、やる時は思い切ってやる、というような人は、大胆と言って差し支えないでしょう。
まとめ
山歩きでカラマツソウを見かけた時、花言葉を知っていれば、より好ましく感じる事が出来るでしょう。
楽しみを足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
