「アメリカミズバショウ」はサトイモ科ミズバショウ属の多年草です。
アラスカからアメリカ西海岸を原産とし、池や湿地帯に生育します。
花は小花が集まった花穂を、黄色い仏炎苞が囲み、1つの大きな花に見えます。
花期は4月から5月です。
今回は、「アメリカミズバショウ」の花言葉について解説します。
「アメリカミズバショウ」の花言葉
「変わらぬ美しさ」「美しい思い出」「温かい人」です。
「ミズバショウ(水芭蕉)」と共通する花言葉を含みます。
良い意味の言葉で、贈り物に向きます。
「変わらぬ美しさ」
「アメリカミズバショウ」と「ミズバショウ」の姿は、仏炎苞の色以外ほとんど変わりません。
太平洋を隔てたこちらと向こうでも、変わらず美しい姿を見せる事から付いた花言葉です。
美しさには、変わる物と変わらない物があります。
石の文化である西洋では、不変なものが重視されましたが、木の文化である日本では変わりゆく美しさに価値を見出します。
どちらが優れているのではなく、それぞれを認める姿勢が重要です。
この花言葉は、いつまでも変わらず美しい人へ贈るのに向きます。
長く伝えられるような芸術作品や、文学作品を作る人へ贈るのも良いでしょう。
「美しい思い出」
「ミズバショウ」には、日本の歌のイメージが深く染みついています。
アメリカの地で「アメリカミズバショウ」を見ても、やはり思い出されるでしょう。
その時には、歌そのものだけでなく、聴いた情景や、その年代の記憶も連鎖して浮かんで来るものです。
思い出になったものは、雑味が抜けているため、概ね「美しい思い出」と言って良いでしょう。
思い出を共有する、友人や配偶者などへ贈るのに向きます。
「温かい人」
「アメリカミズバショウ」の特徴は、黄色い仏炎苞です。
日本の白い「ミズバショウ」と比べ、黄色は太陽を連想させ、陽の光の連想から付いた花言葉です。
多少素っ気ない人でも、独りでいるよりは温かく感じられるでしょう。
その意味では、「温かい人」と冷たい人の間に、質的な差はありません。
どれだけ、気遣う振る舞いがあるかという量の差です。
そして相手も、同じように考える事を覚えておくべきでしょう。
あなたが温かいつもりでも、態度に見せなければ冷たい人と判断される可能性はあるのです。
温かく、安らぎを与えてくれる人へ贈り、感謝を伝えるのに向きます。
まとめ
「アメリカミズバショウ」はサトイモ科ミズバショウ属の多年草です。
花言葉は、「変わらぬ美しさ」「美しい思い出」「温かい人」です。
良い意味の言葉で、贈り物に向きます。
思い出話のきっかけにもなる、花言葉を是非参考にして下さい。