カナビキソウという花をご存知でしょうか。
カナビキソウの原産地は日本・中国・朝鮮半島などの東アジアで、ビャクダン科カナビキソウ属に分類される半寄生多年草です。
今回はカナビキソウの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「カナビキソウ」の花言葉
カナビキソウには決められた花言葉は存在しません。
カナビキソウは北海道南部から沖縄県の南西諸島にまで日本に広く分布しているビャクダン科の植物ですが、現時点では特定の花言葉は割り当てられていないのです。
カナビキソウは芝生で他の雑草にまぎれてひっそりと花を咲かせるような多年草なので、「控えめ・おしとやか・目立たない」などと関連する花言葉が想定できるかもしれません。
カナビキソウは半寄生型の雑草としての特徴も持っているので、「寄生・他に依存する」なども花言葉の候補として考えられるでしょう。
同じビャクダン科に分類される代表的な寄生植物であるヤドリギには、「私にキスして」「困難に打ち克つ」などの花言葉があります。
カナビキソウにも上記の説明やヤドリギの花言葉と関連する新たな花言葉が、今後つけられるのかもしれません。
「カナビキソウ」の花言葉の由来
上で説明したように、カナビキソウには特定の「花言葉」はありません。
そのため、カナビキソウには「花言葉の由来」もないということになります。
ただし、この先のどこかの時点で、「ビャクダン科の他の植物の花言葉と関連する新たな花言葉」が生み出される可能性はあるでしょう。
「カナビキソウ」の豆知識
カナビキソウは漢字で表記すると「金挽草・鐵引草」になりますが、なぜこういった名前がつけられたのかの由来は不詳です。
カナビキソウは北海道南部や南西諸島まで含む日本全域に広く分布していて、中国・韓国・モンゴルなどにも見られる多年草の植物です。
しかし近年は都市開発や川岸の雑草の減少などによって、野生の自生数は減少傾向にあります。
京都府では2005年に「準絶滅危惧種」に指定されていて、元々自生している土地から別の土地に「移植」もできないことから、今後も野生のカナビキソウは減る傾向にあります。
カナビキソウは乾燥させて煎じたものが、おできなどの皮膚病に効く民間薬として使われてきた歴史もあります。
まとめ
カナビキソウは4~6月の春・梅雨の季節に、中心部分が白っぽい薄い緑色の花を咲かせます。
現時点では、カナビキソウに特定の「花言葉」は割り当てられていません。
カナビキソウについて詳しくリサーチしたいときは、ぜひこの記事で花言葉の意味や由来、豆知識を参考にしてみてください。