「ウンナンオガタマノキ」はモクレン科モクレン属の常緑高木です。
「ウンナンオガタマ」と表記されることもよくあります。
名前通り中国の雲南省原産の木であり、また神社に植えられていることも多いオガタマノキの仲間です。
ちなみにオガタマとは、神道の招霊(おきたま)が転じたものだとされています。
そして「ウンナンオガタマノキ」もまた神社でよく見かけられるほか、庭木や公園樹などとしても利用されるようです。
開花期は4〜5月で、花の色は白。
花にはバナナに似た甘い香りがあると評されています。
「ウンナンオガタマノキ」の花言葉
「ウンナンオガタマノキ」の主な花言葉は「甘い誘惑」です。
「甘い誘惑」はその花から漂う甘い香りからきています。
また「必ず手に入れる」「穏やか」という花言葉もあります。
それぞれの花言葉の方向性がバラバラで一貫したイメージはありませんが、例えば「甘い誘惑」はスイーツを扱うお店、例えばケーキ屋さんや和菓子屋などで使えるでしょう。
また「必ず手に入れる」は受験や資格試験、どうしても成就させたい恋愛などに、「穏やか」は安らげるマイホームや公園などにぴったりです。
なお「ウンナンオガタマノキ」はオガタマノキやその仲間と同様普通に市場に出回っているため、特に苦労することなく入手できるでしょう。
「ウンナンオガタマノキ」の豆知識
「ウンナンオガタマノキ」は鉢植えにすると1〜2mの高さに、地植えにすると2〜8m程度の高さになります。
寒さにはやや弱いですが病害虫には強く、全体的には育てやすい木です。
地植えにするなら関東以南で、霜や季節風に当たらないようにしてやると安心。
またある程度の耐陰性はあるものの水は多めに必要とするので、水切れには注意したいものです。
良いコンディションを保ってやれば、開花期には枝いっぱいに白い花を咲かせてくれます。
まとめ
「ウンナンオガタマノキ」はモクレン科の木で、オガタマノキの仲間です。
こちらも神社や公園などで見かけられるもので、花からは甘い香りが漂います。
また「ウンナンオガタマノキ」の花言葉は「甘い誘惑」「必ず手に入れる」「穏やか」です。
方向性はバラバラですが、その分様々なシーンや場所で使えます。