「アロエ・ベラ」は、ススキノキ科アロエ属の多肉植物の多年草です。
北アフリカのカナリア諸島原産で、乾燥地帯にも生育します。
花は直立した茎に、円錐状に密集して咲き、花期は12月から3月ですが、毎年咲くとは限りません。
今回は、「アロエ・ベラ」の花言葉について解説します。
「アロエ・ベラ」の花言葉
「健康」「万能」「苦痛」「謙虚」です。
良い意味と悪い意味の言葉が混じるため、贈る時はカードなどで言葉を限定すると誤解がありません。
「健康」
アロエ属で薬効がある品種は僅かですが、「アロエ・ベラ」は生薬として使われます。
そこから連想された花言葉です。
人間にとって「健康」より大切なものはありません。
身体を魂と世界の接点にある「窓」に喩えるなら、健康はその窓の透明度です。
汚れた窓から見れば、どんなに素晴らしい景色も、陰鬱なものにしかなりません。
誰に贈るにも合いますが、特に「健康」を気にし始める年齢の、関係の良い親などへ贈ると合います。
家族の為、自宅に植えるのも良いでしょう。
「万能」
「アロエ・ベラ」の多肉質な葉は、生薬として飲み薬に利用される他、食品や化粧品などにも利用されます。
そんな性質から付いた花言葉です。
「万能」と思われる人が、本当に全てに能力があるかというと、そうとも限りません。
万能の天才として知られるレオナルド・ダ・ヴィンチも、画力が突出していたため、中途半端な発明に説得力が持たせられたという説があります。
1つの能力を伸ばす事で、「万能」に到達出来る可能性はあるのです。
複数の分野で実績を挙げる人へ贈り、讃えるのに向きます。
「苦痛」
トゲの生えた葉から付いた花言葉です。
但し、「アロエ・ベラ」のトゲは小さく、「キダチアロエ」ほどの恐ろしげな見た目にはなりません。
悪い意味の言葉ですが、病気などで苦しむ人に、共感と同情の言葉と合わせて贈るには合います。
「謙虚」
「アロエ・ベラ」の外見的な特徴は、茎がほとんど存在しない事です。
日本でよく見られる「キダチアロエ」と比べ、頭を低くしているように見える事から付いた花言葉です。
「万能」と合わせ、創作の実力を隠しているタイプのキャラクタのイメージになどに良いでしょう。
まとめ
「アロエ・ベラ」は、ススキノキ科アロエ属の多肉植物です。
花言葉は、「健康」「万能」「苦痛」「謙虚」です。
相手を気遣う気持ちも伝えられる、花言葉を是非参考にして下さい。
