「アルニカ」は、キク科「アルニカ」属(ウサギギク属)の総称です。
単に「アルニカ」と呼ぶ場合、主に「アルニカ・モンタナ(西洋ウサギギク)」を指します。
ヨーロッパ南西部から、北欧、ウクライナまで分布します。
花は黄色い一重のキクで、花期は6月から8月です。
今回は「アルニカ」の花言葉について解説します。
「アルニカ」の花言葉
「愛嬌」「生命力」「元気」「清浄」です。
「キク(菊)」の花言葉を含みます。
良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「愛嬌」
和名に「ウサギ」が入る事から、ウサギの可愛らしさの連想で付いた花言葉です。
葉がウサギの耳のように細長い事が由来になっています。
「愛嬌」のある人は、少々失敗しても許してしまうものです。
贔屓に見えるかも知れませんが、ムードメーカーとして機能している場合は、充分仕事が出来ていると言えるでしょう。
多少能力が高くても、チームをギスギスさせてしまう人を、リーダーは評価しません。
自宅に植えて、「愛嬌」を身に付けようと、振る舞いを気にするのも良いでしょう。
「生命力」
寒さの厳しい北欧や山地でも元気に生え、可愛らしい花を咲かせる様子から付いた花言葉です。
どんな状況でもしぶとい、「生命力」のある人もいます。
そんな人は、極端に元気なのかと言えば、そうとも限らないものです。
真っ向勝負で消耗しないよう上手く立ち回ったり、見込みのない事の見切りが早いなど、「生命力」のリソース管理が巧みなのです。
少々狡くてもしぶとく元気でいて欲しい、子供のために植えるのに向きます。
「元気」
薬効があり、民間薬として長くヨーロッパで利用されてきた事から付いた花言葉です。
「元気」や健康は、人間にとって何よりも大切です。
世界の受け取り方は、結局自分のコンディション次第と言えます。
意気消沈している時に、どんな楽しいものも響かず、愛する人でさえ鬱陶しく感じるものです。
「元気」で周囲を明るくしてくれるような人へ贈るのに向く他、自分の為に飾っても合います。
「清浄」
こちらも薬効から連想された花言葉です。
病を治す事と、場を清浄にする事は、感覚的に近いものです。
スマホの待ち受けなどにして、自分の心の汚れを見つめ直すのも良いでしょう。
まとめ
「アルニカ」は、キク科「アルニカ」属(ウサギギク属)の総称で、特に「アルニカ・モンタナ(西洋ウサギギク)」を指します。
花言葉は、「愛嬌」「生命力」「元気」「清浄」です。
心を元気付けてくれる事もある、花言葉を是非参考にして下さい。