アニメキャラクタの名を持つ「カリメロ」は、キク科キク属のスプレーマム「サンティニ」の1品種です。
オランダのフロリテック社が作出しました。
花弁の多いポンポン咲きで、花色は白から赤、赤から黄色、緑です。
今回は、「カリメロ」の花言葉について解説します。
「カリメロ」の花言葉
「高潔」「清らかな愛」「気持ちの探りあい」「愛らしさ」などがあります。
良い意味と少し意味深な言葉が混じります。
恋人への愛情表現には丁度良いでしょう。
「高潔」
キクの美しさと素直な形、皇室の紋に使われる事などから付いた花言葉です。
「高貴」という花言葉も付きます。
気高く清らかな人へ贈るのに良いでしょう。
「清らかな愛」
キクの清廉なイメージと美しさから付いた花言葉です。
混じりけのない愛情を注いでくれる、親へ贈るのに向きます。
「気持ちの探りあい」
スプレーマムに共通する花言葉です。
複数の花が咲く様子を、様々な心、または、多数の人が探りあいながら距離を取っている姿に喩えています。
人間同士の付き合いは、相手の考えを探り合う事と同じです。
そもそも人間に限らず、ペットでも天気でも、自分で操作する自動車にしたところで、必ずしも想像通りではなく、探りながら接しています。
むしろ、探らずに自分の考えだけで突き進む方が、激突して厄介な事になるのです。
気持ちが分からなくなった親しい相手に贈り、たまには素直に気持ちを尋ねるのも良いでしょう。
「愛らしさ」
ポンポン咲きの可愛らしい「カリメロ」の姿から付いた花言葉です。
可愛さは庇護欲を刺激する防衛機能の1つで、どんな強さも受け流せる場合があります。
「カリメロ」を眺め、愛らしさを身に付けようと心がけるのも、1つの生存戦略です。
「カリメロ」の豆知識
「カリメロ」は、アニメキャラクタから採られた名前です。
キャラクタの方の「カリメロ」は、イタリアの漫画家パゴット兄弟と、カルロ・ペロニにより1963年に考案され、日本でも3度アニメ放映されています。
卵の殻を頭にかぶった黒いヒヨコの姿で、語源は「カロス(美しい)」「メロス(脚)」です。
このキャラクタの、可愛らしさと親しみやすさと強さのイメージで、品種名に使われました。
まとめ
「カリメロ」はキクの一種で、アニメキャラクタから採られた名です。
花言葉は「高潔」「高貴」「清らかな愛」「気持ちの探りあい」「愛らしさ」です。
花を一層親しみ易く感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。