「春分の日」は、春分に合わせた祝日で「自然を讃え、生物を慈しむ日」という趣旨です。
厳密には少し違いますが、「昼夜の長さが同じになる日」でもあります。
仏教では、「春の彼岸会」に当たり、先祖の供養が行われる時期です。
従って、「春分の日のプレゼントにオススメできる系」の花言葉を持つ花は、故人へ供えたり、親しい人へ春分に因んで何かを贈る時、添えるものになります。
「春分の日のプレゼントにオススメできる系」の花言葉を持つ花
「春分の日のプレゼントにオススメできる系」の花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「白い菊」
生命力旺盛な「キク」は邪気を祓うとされ、葬儀にも利用される格式の高い花です。
ここから「ご冥福をお祈りします」「慕う」「誠実」「真実」という、故人を真摯に慕い、幸せを祈る言葉が付きます。
春分の日に、故人へ供えるのに良いでしょう。
「ジニア(百日草)」
キク科ヒャクニチソウ属の花です。
名前の語源になった「ヨハン・ゴットフリート・ジン」が早逝した事や、複数の花が次々に咲いては散る性質などから、「不在の友を思う」「友への思い」という花言葉が付きます。
特に故人が友人の時に合うでしょう。
他の花言葉は「旧き良き時代」「絆」「幸福」「いつまでも変わらぬ心」「注意を怠るな」で、大半が近いイメージの花言葉です。
「ピンクのカーネーション」
ナデシコ科ナデシコ属の「カーネーション」のピンク色品種です。
母の日に贈られる花ですが、かつて赤は存命、白は故人とされていました。
間を取ったイメージで「ピンクのカーネーション」には「あなたを決して忘れません」という、故人への花言葉が付きます。
他の花言葉は「感謝の心」「温かい心」「母の愛」「熱愛」「上品」「美しい仕草」などがあります。
「6本のバラ」
バラには本数別に花言葉があります。
「6本のバラ」の花言葉は、「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」です。
昼夜が同じ長さの春分にかけた言葉と解釈でき、親しい人と休日を楽しむ手土産に良いでしょう。
恋人は愛情を表す赤いバラ、友人は友情の黄色いバラにすると、より意味が合います。
「フロックス」
ハナシノブ科フロックス属の花で、小花が塊を作るように咲きます。
集団内で喧嘩することも無く、可愛らしく咲く様子から「一致」「同意」「合意」「協調」という花言葉が付きます。
こちらも昼夜を仲良く分け合う春分の日とイメージが繋げられるでしょう。
他の花言葉は「温和」「火焔」「不活発」「あなたの気に入れば幸せ」などで、相手に合うなら伝えてのも良いでしょう。
他にも「自然美」「新しい光」など、春分の日のイメージに合う花言葉は複数あり、相手に合わせて様々に選べます。
まとめ
「春分の日のプレゼントにオススメできる系」の花言葉を持つ花は、「白い菊」「ジニア」「ピンクのカーネーション」「6本のバラ」「フロックス」などがあります。
花色の花言葉も合わせるなどの工夫で、より良い贈り物になるでしょう。
