「野望」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「野望」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「野望」とは、己を弁えない、思い上がった望みを指します。

通常ネガティブな意味ですが、閉塞した現状を打破する、荒々しくも力強い意思として肯定的に解釈される場合もあります。

「野望」を花言葉に持つ花は、大きな夢を語る友人や後輩などへ贈ったり、スマホの待ち受けにして自分の望みを意識するのに向きます。

「野望」の花言葉を持つ花

「野望」という花言葉は、次の花についています。

「ハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)」

ツツジ科ハナガサシャクナゲ属の花です。

鉢か笠を裏返したような独特な花の形で、これが「花笠」の由来になっています。

「石楠花」の方は、同科別属です。

蕾の時は小さく、パラソルを広げるように大きく花を開く様子から、「野望」という花言葉が付いています。

他の花言葉は、「賑やかな家庭」「さわやかな笑顔」「神秘的な思い出」「賞賛」などで、そのまま贈っても、相手に合わせて一部選んで伝えても合うでしょう。

「タチアオイ(立葵)」

アオイ科タチアオイ属で、一般的に「アオイ」と言えば本種を指します。

工業製品を思わせる、直立した茎から、高みを目指し、天を掴むといった連想で「野望」という花言葉が付いています。

他の花言葉は「豊かな実り」「熱烈な恋」「平安」「伝令」と様々なので、どの花言葉のつもりで贈るかは文字にしてはっきり伝えると間違いがありません。

「野望」と似た意味の花言葉を持つ花

「野望」に類似する花言葉は、多数の花についています。

「ブルーエルフィン」

シソ科ロテカ属の常緑樹です。

花弁5枚が左右対称に生え、長い雄しべを触角と見て、蝶や妖精に喩えられます。

花色は薄青紫で、中央の花弁1枚はやや濃い紫です。

呪術に使われる花だった事から、超常の力で実力以上の願いを果たすイメージで、「大きな野望」という花言葉がつきます。

空に大きく羽ばたく蝶のイメージも由来の1つです。

他の花言葉は「大きな希望」「チャンス到来」「愛の告白」です。

「クルミ(ウォールナット)」

クルミ科クルミ属の落葉樹、またはその種子を加工したナッツの呼び名です。

多くの種類があり、食用に利用されるのはその一部です。

「クルミ」の殻は凹凸があり、人間の脳を連想させる事から、中世ヨーロッパでは「頭の働きが良くなる」「頭の病気が治る」と信じられていました。

ここから「知性」「知恵」という花言葉が付き、これが転じ「謀略」「野心」という「野望」に近い花言葉が付いています。

「シンビジューム(シンビジウム)」

ラン科シュンラン属の総称です。

花は直立または垂れ下がった花茎に連なって多数咲き、花色は白、ピンク、黄色、オレンジ、緑、茶色、複色です。

東南アジアや日本の原種を交雑した丈夫な品種で、あまり手をかけなくても葉はよく茂ります。

この性質から付いた花言葉が「野心」です。

他の花言葉は「素朴」「飾らない心」「熱心」「壮麗」「華やかな恋」などがあり、美しさとパワフルさを兼ね備えた人への贈り物に向きます。

同じ「野心」という花言葉は「エンレイソウ(延齢草)」にも付きます。

他に、「マルバストラム」「エリンジウム」「秘めた想い」も近い花言葉です。

まとめ

「野望」には悪い印象がありますが、パワフルで良い意味にも解釈できます。

この花言葉は「ハナガサシャクナゲ」「タチアオイ」に付いています。

他に「ブルーエルフィン」「クルミ」「シンビジューム」「エンレイソウ」「マルバストラム」「エリンジウム」などに、似た花言葉が付きます。

具体的な望みに合わせた花が選べれば、良い励ましになるでしょう。

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