「紫陽花(アジサイ)」という花をご存知でしょうか。
「紫陽花(アジサイ)」は、日本原産、アジサイ科アジサイ属の落葉低木です。
今回は「紫陽花(アジサイ)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「紫陽花(アジサイ)」の花言葉
「紫陽花(アジサイ)」の花は、ピンク・青・紫などの様々な色があります。
色ごとの花言葉もありますが、ここでは「紫陽花(アジサイ)」全体を意味する花言葉を、3つご紹介します。
「家族団欒」
たくさんの小さな花が、まとまってひとつの大きな花になっている姿が由来となり、「家族団欒」という花言葉が生まれました。
仲良く身を寄せ合って咲いている花々は、まるで家族のようです。
大切な家族への、感謝の気持ちを込めた贈り物としても喜ばれる植物です。
「和気あいあい」
「家族団欒」同様に、小さな花がひしめき合って咲いている様子から、「和気あいあい」という花言葉が生まれました。
「紫陽花(アジサイ)」は、5月~7月頃に開花します。
ちょうど梅雨の時期に見頃を迎えるため、雨の中で咲いている姿を見かけることが多いですが、雨にも負けず賑やかに小花が寄り添って咲いている姿からは、健気で明るい印象を受けます。
「移り気」
「紫陽花(アジサイ)」は、植えられた土の酸性具合によって、花の色が変化します。
色が変化する様子から、「移り気」という花言葉が生まれました。
色の変化が楽しみになってくるような、遊び心のある植物でもあります。
「紫陽花(アジサイ)」の名前の由来
「藍色が集まったもの」という意味を持つ、「集真藍(アズサイ)」という言葉が変化して、「紫陽花(アジサイ)」と呼ばれるようになったと言われています。
初めて発見された「紫陽花(アジサイ)」は、青系の色をしていたと推測できる、名前の由来です。
「紫陽花(アジサイ)」の豆知識
「移り気」という花言葉があるように、「紫陽花(アジサイ)」の花は、育てる土の状況によって色が途中で変化することがあります。
ピンク・青・紫・白などの様々な花の色がありますが、「紫陽花(アジサイ)」の元の色はピンク色をしています。
土が酸性の場合は青系の色になり、アルカリ性の場合は赤系の色になると言われています。
好みの色の花を育てたい場合は、購入したお店で相談してみると良いでしょう。
まとめ
小さな花が集まって咲いている様子から、「家族団欒」「和気あいあい」と言った、仲睦まじい花言葉を持つ「紫陽花(アジサイ)」です。
家族へのプレゼントにもおすすめの植物です。