「シマカンギク」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「シマカンギク」の花言葉とは? 花言葉

寒さの中で黄色く可愛らしい花をつける「シマカンギク」(島寒菊)は、キク科キク属の多年草です。

近畿地方以西から九州に分布し、海岸近くの草地や林縁などの日当たりの良い場所に生育します。

花(頭花)は全体が黄色で、花期は10月から12月です。

今回は、「シマカンギク」の花言葉について解説します。

「シマカンギク」の花言葉

「あなたを信じます」といいます。

冬の寒さの中でもくじけずに咲き続ける様子から、強い信念を連想させます。

他に、薬としての効能もあったとされる事から、「効果を信じる」という意味でも合っている花言葉です。

何かと発言を誤解され、孤立しがちな友人に対して贈るのに向いています。

保証会社のシンボルとしても使えそうです。

他人に手酷く裏切られて誰も信用出来なくなった後、気分を切り替えるために自宅に植えるのも良いでしょう。

この花言葉が向いていないのは、他人を騙す人です。

内容の重要性は問題ではなく、嘘で相手を惑わせる人は全て当てはまります。

小さな嘘を言う人は、その時点で全ての発言が疑わしくなり、会話時には常に「それは本当か」を考えなければならないのです。

これはマシンパワーがない時に負荷の大きいウィルス対策ソフトを起動するようなもので、付き合いそのものがストレスになっていくのです。

「シマカンギク」の豆知識

「シマカンギク」「島寒菊」と書き、「カンギク」の中でも島に生えるものという意味です。

命名時、東大の小石川植物園に植えられた個体を参照したのですが、その個体が中国の島から持って来られたものだったため付けられました。

実際には島や海辺以外の場所にも見られる事から、植物学者の牧野富太郎博士は、「アブラギク」の呼び方を推奨したそうです。

アブラギクというのは「シマカンギク」の別名で、「シマカンギク」の頭花を油に漬けたものが傷薬になった事を由来とします。

頭花にはその他にも薬効があり、生薬で「菊花」というと「シマカンギク」のものを指します。

解熱や解毒、消炎、血圧降下などの効能があるとされ、頭痛、目眩、耳鳴り、眼病などに用いられます。

まとめ

寒くなっていく時期に見かける「シマカンギク」の花は、気分を暖かくしてくれます。

花言葉を知っていれば、春の到来にも想いを馳せられるでしょう。

花との距離を近づけてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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