「エリゲロン」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「エリゲロン」の花言葉とは? 花言葉

紅白の花が楽しいエリゲロンは、キク科ムカシヨモギ属の多年草です。

中央アメリカを原産とし、アフリカ、ヨーロッパ、アジアに移入、分布しています。

日本には1949年に移入が確認されました。

花期は4月から11月で、1cm程の小菊のような花を咲かせますが、その色は咲き始めが白で、その後ピンクに変化します。

今回はエリゲロンの花言葉について解説します。

「エリゲロン」の花言葉

「遠くから見守ります」「移り気」があります。

恋愛に関する花言葉で、少々不穏な意味にも取られるため、人に贈る場合は注意が必要です。

「遠くから見守ります」

エリゲロンには、赤白混ざる花を源平合戦の旗に見立てた「源平小菊」という別名があります。

この花言葉も、源平合戦から付いたと言われています。

源平合戦は源頼朝が決着を付けた戦いですから、無念の最期を遂げた父の義朝が彼岸から戦を見守っていたというイメージはあります。

また、扇の的の物語も、皆に見守られつつ的を射た那須与一が思い浮かぶでしょう。

遠距離恋愛中の恋人に贈るのに向いた花言葉です。

恋愛以外では、独り暮らしを始めた子供へのメッセージに添えるのも良いでしょう。

見守り用アプリのデザインにワンポイント入れても合います。

逆に合わないのは、特に親しくない間柄の相手です。

親しい間柄だとしても、感情が一方通行だと相手に取っては要らぬお節介、場合によっては怖いと感じられてしまいます。

「移り気」

花が白から赤へ色を変えていく性質からついた花言葉です。

何度も恋人を替える友人に対して、からかい半分に贈るぐらいが丁度良い花言葉です。

他に、魚釣りが好きな人にも良いでしょう。

釣りは気が長くじっと待つ人よりも、短気で色々試す人の方が上達すると言います。

失恋で落ち込んでいる時、自分の家で育てて新しい恋に気分を切り替えるのにも役立ちます。

逆に合わないのは恋人相手で、浮気を疑っている意味に伝わります。

実際に浮気していたとしても、単に責め立てるだけになり、解決には繋がりません。

仕事をよく変える人に贈る場合、意味としては合いますが、友好的な関係を維持したいなら止めた方が良いでしょう。

あなたは冗談のつもりでも、相手にとっては深刻に悩んでいる事を笑われたと思い、禍根を遺します。

こういう事は、互いにからかいからかわれする場合にだけ、辛うじてバランスが成り立っているものです。

「エリゲロン」の豆知識

エリゲロンという名前は、何とも耳慣れない響きですが、これはギリシャ語で「エリ・ゲロン(早い・老人)」という意味です。

1つの花が、咲いた後すぐに枯れて白髪(綿毛)になる事から付いたと言われています。

まとめ

エリゲロンは可愛らしい花を多数つけます。

花言葉を知っていれば、更に面白味を感じる事が出来るでしょう。

花をより好きになる、花言葉を是非参考にして下さい。

タイトルとURLをコピーしました