「クサアジサイ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「クサアジサイ」の花言葉とは? 花言葉

「クサアジサイ」はアジサイ科「クサアジサイ」属の多年草です。

日本の固有種で、本州から九州にかけて分布します。

花期は8月で、アジサイ同様小さい花が複数集まって咲き、色は紅紫または紅白色です。

野草として見られる他、鉢植えなどにもできます。

今回は「クサアジサイ」について解説します。

「クサアジサイ」の花言葉

「移り気」と言います。

これはアジサイに共通する花言葉で、土の酸度によって色を変える性質から付いたものです。

但し、この性質は全てのアジサイ属に明確に現れるものではありません。

本来の意味としては、1人の相手では満足出来ない浮気しがちな人を指しますが、恋愛から切り離してプラスの意味で考える事も出来なくはありません。

石の上にも三年とは言いますが、逆に言えば三年経ってもしっくり来なければ他に目を向けるのは悪い事ではないでしょう。

惰性で長く続けるよりも、より良い結果が出せるかも知れません。

様々なサークルで活躍する友人などに贈る事もできます。

転職を勧める起業家セミナーのディスプレイにも向いています。

スマホの待ち受けにして、フットワークの軽さを心がけるのも良いでしょう。

この花言葉が向いていないのは、1つの事に専念している人です。

「何の事を言われているのか」と、怪訝な顔をされるだけです。

また、浮気が疑われる恋人や配偶者に対して、警告や咎める意味で使うのも無意味です。

浮気が出来る時点で、あなたへの興味は薄れている訳ですから、細かい事には気づけません。

その浮気疑惑が事実ではない場合は、相手には心当たりがありませんからやはり気づけません。

婉曲的な表現に頼らず、きちんと話し合いましょう。

「クサアジサイ」の豆知識

「クサアジサイ」は漢字で「草紫陽花」と書き、樹木(木本)にならず草(草本)の状態で成熟するアジサイの品種である事を指します。

木本の定義としては、横方向にも成長して太くなっていき、堅い木質化した「材」を形作るもの、となります。

例えばバナナの「木」は、一見木本に見えますが切ってみると、葉の重なりで形成された茎があるばかりで木質化した部分はなく、草本である事が分かります。

ところが竹の場合、生まれた時から上方向にしか成長しませんが、全体が木質化するため木本の要素もあります。

通常草本として寿命になる植物が、環境を整え長い期間生きさせると木質化する場合もあり、はっきりとした線引きはできません。

植物を正確に表すためには、まだ人の言葉は不十分なのでしょう。

まとめ

「クサアジサイ」は美しい花を咲かせます。

花言葉を知っていれば、より親しみが湧くでしょう。

草花との距離を近づける花言葉を、是非心に留め置いて下さい。

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