「白いアストランティア」は、セリ科アストランティア属の白花品種です。
ヨーロッパ中部から東部原産で、鑑賞用やハーブとして利用されます。
星を思わせる尖った花弁がついた、直径2cm程の花に見えますが、実際の構造としては中央に小さい筒状花が密集し、花弁のようになった総苞が外輪を形成しています。
花期は5月から7月、稀に秋です。
今回は、「白いアストランティア」の花言葉について解説します。
「白いアストランティア」の花言葉
「星に願いを」「強さ」といいます。
アストランティア全体の花言葉とされる事もあります。
どちらも夢や希望を感じる良い言葉で、贈り物にもお見舞いにも向きます。
「星に願いを」
尖った花弁(総苞)が付いた花の形が、星の姿を連想させる事から付いた花言葉です。
星は本来球形ですが、回折という現象によって、点の光が広がって見え、結果としてトゲトゲした印象になります。
星の色は多くが「白」と認識される事から、特に「白いアストランティア」に合う花言葉となっています。
部屋に飾り、何かしら願いをかける時に使えます。
大きな夢を持つ友人に贈り、成功を願うのも良いでしょう。
宇宙開発や星に興味がある人にも向きます。
星占いに興味がある人にも合います。
この花言葉が向かないのは、迷信やおまじないの類を強く嫌う人です。
「星が願いをかなえてくれる訳がない」という、至極平凡なリアクションが返って来るでしょう。
「強さ」
白は純粋さを表す色であり、星は暗い宇宙に輝く力強いものです。
それらの純粋でパワフルなイメージが合わさった花言葉です。
腕力自慢の人へ贈るのに向きます。
心の強さでも良いでしょう。
病気に強い健康さでも合います。
いずれにせよ、何かしら強さを持つ人へ贈るのに向きます。
部屋に飾り、自分の強みを意識すれば、直面する困難も自分なりのやり方で切り抜けられるでしょう。
この花言葉が合わないのは、他人との比較でしか強さを考えられない人です。
こういう人は、自分の強さが足りない時、下を見て安心し、上を見て努力では届かないと諦めます。
強さは自分が信じる事で、堅固になるものです。
まとめ
「白いアストランティア」は、複雑でありつつすっきりした色合いの美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。