「生きたい」という花言葉の花は、生きる希望や意味を改めて主張したい時、飾るのに向きます。
病気などで、死を意識する時、自分の気持ちを見つめ直すのにも良いでしょう。
「生きたい」は、生物の常態です。
一呼吸の動作すら、「生きたい」という意志が身体の隅々まで行き渡り果たされるものです。
改めて意識する事で、新たに気付く事もあるでしょう。
「生きたい」の花言葉を持つ花
「生きたい」という花言葉を持つ花は、ありません。
「生きたい」と似た意味の花言葉を持つ花
「生きたい」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「マリーゴールド」
キク科コウオウソウ属の総称です。
花色は白、赤、黄色、オレンジまたは複色で、咲き方は一重からダリア咲きまで様々です。
原産地はメキシコですが、アフリカにも根付き旺盛に広がる様子から「生きる」「逆境を乗り越えて生きる」という、「生きたい」に近い意味の花言葉が付きます。
他の花言葉は「悲しみ」「嫉妬」「勇者」「友情」「予言」「可憐な愛情」など、方向性はバラバラですが生きる目的と結びつけて考えても良いでしょう。
「ヒマラヤスギ」
マツ科ヒマラヤスギ属の常緑樹です。
花は雄しべが穂になった雄花と、円錐形で薄緑の雌花が付きます。
「ヒマラヤスギ」の森は、古代インドの賢者が修行した聖地です。
彼らが信仰するヒンドゥー教では、主神「シヴァ」の妻である女神「サティー」が悲劇的な最後を迎えます。
その後「パールバティ」として生まれ変わり、再びシヴァの妻となるのです。
ここから「あなたのために生きる」という、「生きたい」理由を説明する花言葉が付きます。
一方「ニオイヒバ(匂い檜葉)」に「私のために生きて」という、対になりそうな花言葉がつきます。
こちらも「生きたい」の理由になるでしょう。
「ルピナス」
マメ科ハウチワマメ属の多年草です。
直立した花穂に、多数の花を咲かせます。
花色は、白から赤、赤から黄色、複色です。
「ルピナス」の語源は「ルプス(狼)」であり、家畜などを襲い貪るイメージから「貪欲」という花言葉が付きます。
「生きたい」という気持ちは、本能から湧き上がる「貪欲」さを言葉にしたようなもので、意味が近い花言葉です。
他の花言葉は「創造力」「空想」、色別でも花言葉が付くため、気分に合うものを選ぶと良いでしょう。
他にも、「生きたい」という気持ちを揺り動かす「希望」や「恋」など、関係の深い花言葉を持つ花は、多数存在します。
まとめ
「生きたい」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花として「マリーゴールド」「ヒマラヤスギ」「ニオイヒバ」「ルピナス」などがあります。
誰の心にもある言葉ですが、改めて花言葉として見つめる中で、気付く事もあるでしょう。