「オッタチカンギク」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「オッタチカンギク」の花言葉とは? 逆引き

「オッタチカンギク(乙立寒菊)」はキク科キク属の多年草です。

シマカンギクの変種でもあります。

名前がいささかユニークなものに見えるかもしれませんが、これは島根県出雲市乙立(おったち)地区にて発見されたことからきています。

また今のところ、「オッタチカンギク」は乙立地区にある立久恵峡(たちくえきょう)でしか分布が確認されていません。

立久恵峡は岩肌の露出が多い渓谷で、変わった形の岩や柱のような形の岩も多く見られる観光名所。

そして「オッタチカンギク」は、一般的な植物が育つには厳しい岩場にもよく適応し、花を咲かせます。

開花期は10〜12月で、花の色は黄色。

花のサイズは1. 5〜2. 5cmほど、草丈は30〜60cmほどで、シマカンギクと比較すると少々小型です。

「オッタチカンギク」の花言葉

「オッタチカンギク」に花言葉は与えられていません。

ごく一部の地域にのみ生える花であり、個体数も島根県にて準絶滅危惧種に指定されるほど少ないです。

全国的な知名度も高いとはいえないといった要素が重なり、人との関わりは多くないのでこれも仕方がないのかもしれません。

しかし花言葉を与えるとするなら「あなたを信じます」が良いでしょう。

これはシマカンギクの花言葉です。

この花言葉は「オッタチカンギク」と開花期が同じシマカンギクが、日々厳しさを増す寒さに負けず花を咲かせる様子からきているとされています。

障害の多い恋を2人で乗り越えようとする時にはもちろん、成功を信じて努力をし続ける受験生や事業主、研究者などにもぴったりでしょう。

「オッタチカンギク」の豆知識

「オッタチカンギク」は分布域がかなり限られている花であるにもかかわらず、市場ではまれに出回ることがあります。

キク科らしく育てやすいうえ、名前から想像できる通り耐寒性も優秀。

おまけに株分けで簡単に増やすこともできます。

なお「イズモオッタチカンギク」という名前で出回ることもしばしばあるようです。

まとめ

「オッタチカンギク」はシマカンギクの変種で、10〜12月に黄色い花を咲かせます。

また野生のものは島根県出雲市乙立地区にしか分布していません。

人との関わりが少ないためか花言葉は何も与えられていませんが、与えるなら「あなたを信じます」が良いでしょう。

これはシマカンギクの花言葉で、障害の多い恋や成功を信じて努力を続ける人などにぴったりです。

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