「琉球朝顔(ノアサガオ)」は、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性多年草です。
熱帯性でアメリカ大陸または東南アジア原産と考えられており、日本では四国以南に自生が見られます。
花は「アサガオ」とよく似た高杯形で、白、ピンク、紫、青などの色がある他、日中に変色する「オーシャン・ブルー」という品種もあります。
花期は、6月から11月です。
今回は、「ノアサガオ」の花言葉について解説します。
「琉球朝顔(ノアサガオ)」の花言葉
「爽やか」「明日も爽やかに」「儚い恋」「愛情の絆」があります。
良い意味の花言葉が多いですが、恋の終わりを暗示する言葉もあるため、贈る時は使い分けましょう。
「爽やか」
朝に花開く「ノアサガオ」の性質から付いた花言葉です。
爽やかな雰囲気のある友人や恋人に贈るのに向きます。
スポーツやアウトドアなど、汗をかいてさっぱりしそうな趣味を持つ人にも合います。
この花言葉が合わないのは、穏やかで優しい雰囲気の人です。
贈っても、自分の事ではないと思われてしまいます。
改善するべきという忠告なら、余計なお世話です。
「明日も爽やかに」
朝開き、その日のうちにしぼむ性質と、長い期間花を次々に咲かせ続ける性質から付いた花言葉です。
爽やかな印象のある友人との別れ際に贈るのに向きます。
自宅に植え、日々爽やかであろうと心がけるきっかけにも良いでしょう。
かなり限定された意味なので、あまり合う状況はありません。
「儚い恋」
その日のうちにしぼんでしまう「ノアサガオ」の性質に対して付いた花言葉です。
恋の花言葉ですが、「儚く終わってしまう恋」という意味になるため、恋人に贈ると別れ話になってしまいます。
恋が終わり、これからは夫婦である、という段階的なメッセージの途中には使えます。
一方、別れたい相手に「察して欲しい」と思って贈っても分かって貰えないでしょう。
そこまで以心伝心なら、別れたくなっていない筈です。
「愛情の絆」
「ノアサガオ」は成長が早く、蔓は10mに達します。
この大量の蔓で巻き付き、向こうとこちらを繋ぐ様子から付いた花言葉です。
恋人や配偶者の他、子供に贈るのにも向きます。
愛情を確かめ合える、SNSサービスのイメージにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、利害関係で結び付いた人です。
絆と言っても色々あります。
まとめ
「ノアサガオ」はなじみ深い美しい花を咲かせます。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花の色を鮮やかに見せる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。
