「清らかな心」という花言葉の花は、心が純粋で行いが正しい人への好意を伝える贈り物になります。
精神修養や躾を重視する教育機関のシンボルにも良いでしょう。
目指す清らかさに合わせた花選びで、より具体的なイメージが持てるでしょう。
「清らかな心」の花言葉を持つ花
「清らかな心」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ユーチャリス(アマゾンリリー)」
ヒガンバナ科ユーチャリス属の多年草です。
スイセンと似た形の花弁6枚の白い花を咲かせます。
真っ白な花からイメージされる汚れのなさから「清らかな心」という花言葉が付きます。
他に「気品」「純愛」「天真爛漫」と良い花言葉が揃い、高潔で清らかな人にも、無垢で清らかな恋人にも、幼さ故に清らかな子供にも使い分け出来るでしょう。
「スイレン(睡蓮)」
スイレン科スイレン属の総称です。
水の底に根を張り、水面に丸い葉や、花が出ます。
花は花弁が放射状に複数付き、花色は白から赤、黄色です。
「ハス(蓮)」と並んで仏教の聖花「蓮華」のモデルの1つとされており、泥の中、つまり苦しみや罪の多い現実の世界から、美しい花という悟りを咲かせる事を象徴しています。
ここから、悟りを開いた「清らかな心」という花言葉が付きます。
単純に白く美しい花が、輝く水面に咲く様子と解釈しても意味が合います。
他に「清浄」「心の純潔」「親交」「信頼」「甘美」など、良い言葉が揃う一方「滅亡」「冷たさ」「繊細過ぎる心」「慎重」など、不穏な言葉も混じるため、贈りたい言葉だけ伝えるのが良いでしょう。
「ハス」にも同様に「清らかな心」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「神聖」「救って下さい」「離れ行く愛」など、こちらも良い言葉ばかりではありません。
「カスミソウ」
ナデシコ科カスミソウ属の一年草です。
ウクライナ、コーカサス地方原産で、砂糖菓子のような小花を、細い枝に多数咲かせます。
花色は白かピンクですが、着色して利用される事もあります。
儚げな姿は、レースのカーテンやウェディングのベールを思わせ「清らかな心」という花言葉が付きます。
他に「清らかな恋」「感謝」「切なる喜び」「夢見心地」「深い思いやり」「無邪気」「ありがとう」「幸福」「純潔」「魅力」「永遠の愛」など、感謝や祝福を表す言葉が多く、結婚式などに向きます。
「清らかな心」と似た意味の花言葉を持つ花
「清らかな心」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「オオイヌノフグリ」には「清らか」、「ミミナグサ」に「純真」、「ウメ(梅)」は「澄んだ心」などがあります。
他にも「高潔」「清廉」「誠実」など、近いイメージの花言葉は多く、相手に合わせて選べるでしょう。
まとめ
「清らかな心」という花言葉を持つ花は「ユーチャリス」「スイレン」「ハス」「カスミソウ」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「オオイヌノフグリ」「ミミナグサ」「ウメ」他、多数の花が存在します選択幅は多いため、相手に合ったものが選べるでしょう。
