「春に関する系」の花言葉を持つ花は、春の喜びや寂しさを伝えるメッセージになります。
春の安売りのディスプレイにしたり、卒業式などの贈り物にも良いでしょう。
「春に関する系」の花言葉を持つ花
「春に関する系」の花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「スズラン(鈴蘭)」
クサスギカズラ科スズラン属の多年草です。
春に芽を出した後、白い壺型の小花が並んで咲き、秋になると地上部が枯れます。
ここから「幸福の再来」という、巡り来る春を表す花言葉が付きます。
他の花言葉は「純粋」「純愛」「繊細」「希望」「愛の告白」「媚態」「意識しない美しさ」などで、こちらも春の浮き立つ気分や、花の美しさを表す言葉が揃います。
「カキツバタ(燕子花)」
アヤメ科アヤメ属の水辺に咲く花です。
花色や形から、春に渡って来るツバメに喩えられ「幸福は必ず来る」「贈り物」「音信」という、春を連れて来るイメージの花言葉が付きます。
他の花言葉は「幸運」「雄弁」「気品」で、春先に受験のために頑張り始める人などへ贈ると、特に合います。
「エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)」
ケシ科キケマン属の多年草で、春先に花が咲いた後、夏には地上部分が枯れる春植物の1種です。
小花がまとまって咲きますが、人間が野に来る頃には姿を消している事から、「妖精達の秘密の舞踏会」という花言葉が付いています。
「スイートピー」
マメ科レンリソウ属の花で、春の卒業式シーズン定番の花である事から、「門出」「別れの言葉」「別離」といった花言葉が付きます。
他の花言葉は「私を覚えていて」「優しい思い出」「繊細な喜び」「偽りの謙遜」「微妙」などで、多少微妙な言葉はありますが、概ね別れる相手へ贈るのに向きます。
「フキノトウ(蕗の薹)」
キク科フキ属のフキの花芽です。
まだ雪の残る土手などに、最初に緑色を見せます。
春への期待を持たせる「待望」「愛嬌」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「仲間」「真実はひとつ」で、新卒社員の歓迎会に、天ぷらなどで食べるのも良いでしょう。
これら以外にも、「期待」「希望」「青春」など、春が連想できる花言葉を持つ花は多く考えられます。
プレゼントする際の注意点
この花をプレゼントする時は、卒業にせよ入社にせよ、生活が大きく変わる、気ぜわしいタイミングです。
鉢植えや極端に大きい花束など、扱いに手間が増えるものは避けましょう。
まとめ
「春に関する系」の花言葉を持つ花は、「スズラン」「カキツバタ」「エゾエンゴサク」「スイートピー」「フキノトウ」他多数です。
引っ越しなど忙しいタイミングなので、贈る時は扱いやすい形を心がけましょう。
