「レモンマリーゴールド」は、キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)の多年草です。
草とは言いますが、年月が経つと、茎が木質化します。
花は黄色く、通常一重咲きで、花期は9月から12月です。
今回は、「レモンマリーゴールド」の花言葉について解説します。
「レモンマリーゴールド」の花言葉
「健康」「愛情」「可憐な愛情」といいます。
いずれも良い意味の花言葉で、愛溢れる贈り物にもお見舞いにも向きます。
「健康」
「レモンマリーゴールド」は、レモンを思わせる香りがあり、人を爽やかな気分にさせてくれるところから付いた花言葉です。
一方、他の一年草のマリーゴールドが枯れた後も咲き、翌年には再び芽を出し、次第に木質化して頑丈になっていく事からも、生命力溢れる健康さがイメージ出来ます。
マリーゴールドにギリシャ神話の太陽神で医術も司った「アポロン」の伝説が多い事からも意味が合います。
健康でいて欲しい、老齢の両親などへ贈るのに向く花言葉です。
お見舞いの時にも良いでしょう。
自分の健康を願い、自宅で植えることもできます。
世界は自分の五感で触れるもので、その感覚は健康状態に左右されます。
全ての幸せの根本のため、誰に贈っても良い意味になります。
「愛情」
マリーゴールドに共通する花言葉です。
マリーゴールドとは「マリーの黄金」つまり、「聖母マリアの黄金の花」という意味で付いた名です。
聖母マリアからイメージされる母の愛情が由来となった花言葉です。
愛情を感じる親しい人へ贈るのに向きます。
仕事に愛情を注ぎ、誠実に取り組む人にも良いでしょう。
深い共感が愛情の域に達している芸能人へのファンレターに添えても意味が合います。
この花言葉が合わないのは、謝罪の時です。
愛情をもって大目に見て欲しいという意味なら、甘えすぎです。
「可憐な愛情」
「愛情」という花言葉に、可愛らしい「レモンマリーゴールド」のイメージが合わさった花言葉です。
品種としては逞しいのですが、花の姿自体は一重でボリューム感が控えめで、この花言葉とよく合います。
幼く可憐な子供が親に向ける愛情のようなイメージですが、大人が自分の気持ちとして使うには、少々図々しい言葉で、使いづらい花言葉です。
子供の作品を集めた画集などのデザインに向きます。
まとめ
「レモンマリーゴールド」は花が可愛らしく、香りも爽やかな花です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。