「ルナリア」という花言葉をご存知でしょうか。
「ルナリア」は、ヨーロッパ原産、アブラナ科ゴウダソウ属の二年草です。
今回は「ルナリア」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「ルナリア」の花言葉
主に紫色の花を咲かせる「ルナリア」の、3つの花言葉をご紹介します。
「はかない美しさ」
鮮やかな紫色の花の美しさが、「はかない美しさ」の由来とされています。
「ルナリア」の花は、2㎝ほどと小さく可憐な印象があります。
風に吹かれたらどこかへ飛んでいってしまいそうなはかなさが、「ルナリア」の花の魅力です。
大事に育てたくなるような、美しさだけではなく可愛らしさもある植物です。
「幻想」
「ルナリア」の種の入った丸く平べったい形のさやが、「幻想」の由来とされています。
5月〜6月頃に花が咲いた後に、種の入ったさやが生ります。
さやは初々しい緑色から中の種が透けて見えるくらいの薄いアイボリー系の色に変化していきます。
その半透明色をしたさやが、まさに幻想的な美しい姿をしています。
銀貨やオーナメントのようだとも言われています。
「ルナリア」ならではの特徴がよく表されている花言葉です。
「収穫」
1つのさやに5〜6個ほどの種ができることが、「収穫」の由来とされています。
種を収穫して春に種まきをしたら翌年に、秋に種まきをしたら翌々年に花が咲きます。
新しい命をつなぎ続ける、生命力に満ちた植物です。
「ルナリア」の名前の由来
丸い形をしたさやが月に似ていることから、「ルナリア」という名前がついたと言われています。
丸くて平べったいさやは、満月のような温かみのある形をしています。
「ルナリア」の豆知識
月のように丸い形をしている「ルナリア」のさやですが、ドライフラワーとして人気がある事をご存知でしょうか。
さやが薄い茶色になった時点で、束ねて逆さにして乾燥させると、アイボリー色のナチュラルなドライフラワーが完成します。
他の植物では作り出せない「ルナリア」ならではの、丸いさやが儚くて美しいドライフラワーを楽しむ事ができます。
インテリアやプレゼントにもおすすめです。
まとめ
紫色の花と丸い半透明色のさやが美しい、「ルナリア」についての解説でした。
どこかで見かけた時は、幻想的な美しい姿をお楽しみください。