ハート型の葉も蕾も可愛い「ユーカリ・ポポラス」は、フトモモ科ユーカリ属の常緑樹です。
オーストラリア原産で、鑑賞用として日本でも流通しています。
花は白い糸のような花弁がびっしり輪になり、多数まとまって咲きます。
花期は4月から5月です。
今回は、「ユーカリ・ポポラス」の花言葉について解説します。
「ユーカリ・ポポラス」の花言葉
「再生」「新生」「思い出」「追憶」といいます。
ユーカリ属に共通する花言葉です。
比較的良い意味が揃い、贈り物やお祝い、お見舞いなど様々な場面に向きます。
「再生」
ユーカリ属は、山火事で燃えやすく、そして焼け野原では真っ先に生え始める、パイオニア植物としての性質を持ちます。
焼け野を、木々が茂る森へ再生するきっかけになる事から付いた花言葉です。
失敗に躓いていたけれど、またやる気になっている友人へ贈るのに向く花言葉です。
この花言葉が合わないのは、初めて物事を始める人です。
これだと、「再生」の状況になる、つまり、今回は失敗すると言っているようなものです。
「新生」
こちらもパイオニア植物のイメージから付いた花言葉です。
「新生」には、「新しく生まれる」という意味と、「生まれ変わり新しくなる」という意味がありますが、「再生」という花言葉もあるので、こちらは「新しく生まれる」の意味で使い分けると、使える場面が広がります。
新しく事業を立ち上げた友人へ贈るのに向きます。
結婚や出産した人にも良いでしょう。
「思い出」
「再生」「新生」を引き継ぐ花言葉です。
新たに出来た森の中で、かつての森の思い出に浸るイメージです。
思い出を共有する友人や恋人、家族などへ贈るのに向く花言葉です。
これから思い出を増やしていくというイメージで、結婚のお祝いにも良いでしょう。
「追憶」
「思い出」に続く花言葉です。
今や、山火事の痕跡すらないユーカリ属が繁る森で、これまでの思い出を振り返るイメージです。
付き合いの長い友人や、長年連れ添った配偶者へ贈るのに向く花言葉です。
故人の思い出を振り返るものとして、斎場のディスプレイやお供えとしても意味が合います。
まとめ
「ユーカリ・ポポラス」は、特に葉が可愛らしい植物です。
花言葉を知れば、そのタフな性質にも興味が向くでしょう。
植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。