「ヤマザクラ(山桜)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヤマザクラ(山桜)」の花言葉とは? 花言葉

「ヤマザクラ(山桜)」はバラ科サクラ属の落葉高木です。

代表的なサクラの野生種で、花と葉が同時に開くという特徴があります。

園芸種であるソメイヨシノが広まるまでは、日本人にとって最も身近なサクラは本種でした。

無論、古い歌に詠まれていたり、古い絵に描かれていたりするサクラの多くが本種です。

本種の花は一般的なサクラ同様桜色〜白色で、5枚の花びらを持っています。

大きさは25〜35mmで、開花期は3〜4月。

ソメイヨシノと違い花が咲く期間の個体差が大きいので、長い間花を楽しむことができます。

「ヤマザクラ(山桜)」の花言葉

「ヤマザクラ(山桜)」の花言葉は「あなたに微笑む」「純潔」「美麗」「高尚」「淡泊」などです。

これらはその花の美しさや、花を見ると思わず笑みがこぼれるという評判などからきていると言われています。

またサクラ全般に付けられた花言葉として「精神の美」「優美な女性」というものもあります。

花言葉は全体的にポジティブなものが多いので、贈り物にするにも部屋に飾ったりするにも安心だと言えるでしょう。

加えて日本においてサクラは国花とされていたり、春の代表的な花とされていたりするのはご存じの通り。

春の行事や、会社や役所の受付などフォーマルな場面にもよく合います。

「ヤマザクラ(山桜)」の豆知識

「ヤマザクラ」は野生のサクラ全般を指す言葉として使われることがあります。

対義語はサトザクラ(里桜)。

こちらは人の手が加わった園芸種で、その代表的なものがソメイヨシノです。

よって、品種としての「ヤマザクラ(山桜)」と混同しないよう注意が必要です。

また現在、「ヤマザクラ(山桜)」は庭木や街路樹などの他、家具材や木細工、版木などとしても利用されます。

サクラとしては寿命が長く、成長が遅いので学校など長年続くであろう施設に植える木としてもぴったり。

実際に「ヤマザクラ(山桜)」をシンボルツリーとしている小中学校もいくつかあります。

まとめ

「ヤマザクラ(山桜)」は最も一般的なサクラの野生種です。

ソメイヨシノが全国に広まるまでは日本人にとって最もなじみ深いサクラでした。

ゆえに古い絵や歌に出てくるサクラの多くは本種であると考えられています。

また花言葉は「あなたに微笑む」「純潔」「美麗」「高尚」「淡泊」など。

ポジティブなものが多いうえ、春の代表的な花であり、国花でもあることからフォーマルな場面にもよく合います。

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