「ミツマタ(三椏)」という木をご存じですか。
別名「ムスビギ」「ミマタヤナギ」とも呼ばれる、中国中南部・ヒマラヤ地方原産のジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。
その名の通り手を入れなくても必ず三又に分かれる枝が特徴で、漢字の「椏」も木の枝が分かれるところを指す言葉です。
今回はそんな「ミツマタ(三椏)」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「ミツマタ(三椏)」の花言葉「肉親の絆」
「ミツマタ(三椏)」の花言葉ひとつめは「肉親の絆」です。
これは「ミツマタ」の三つに分かれた枝をそれぞれ父、母、子どもに見立てたことに由来します。
お子さんの誕生祝いやご両親の記念日の贈り物にぴったりの花言葉です。
「ミツマタ」の木が成長するごとに、家族の絆もしっかり深く結ばれていくことでしょう。
「ミツマタ(三椏)」の花言葉「永遠の愛」
「ミツマタ(三椏)」のふたつめの花言葉は「永遠の愛」です。
これも「ミツマタ」の枝に関係した花言葉で、三つに分かれた枝も根元の部分がしっかり繋がっていることから付けられました。
恋人へのプレゼントにするには大人しい花ですが、新婚のご家庭のシンボルツリーにするならぴったりの木と言えます。
ジンチョウゲ科らしい良い香りを放つ「ミツマタ」の花は、きっとお二人の愛情を末永く見守ってくれることでしょう。
「ミツマタ(三椏)」の花言葉「強靭」「壮健」
「ミツマタ(三椏)」の花言葉には「強靭」「壮健」という花言葉もあります。
「ミツマタ(三椏)」は非常に強靭な繊維質の樹皮を持っていて、古くから質の高い紙を作る原料として有名です。
その強さは紙幣の素材に使われるほど。
縁起が良い花言葉ですので、年祝いや快気祝いなどの贈り物にもお勧めです。
「ミツマタ(三椏)」の花言葉「意外な思い」
「ミツマタ(三椏)」には「意外な思い」というユニークな花言葉も付いています。
葉を付ける前の早春に小さな金色の花を付け始め、思いもかけず良い匂いをさせるところから付けられました。
春の訪れを真っ先に感じたい方は「ミツマタ」をお庭に植えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
「ミツマタ(三椏)」は暑さにも寒さにも強く、日陰にも耐えられる育てやすい木です。
花言葉もポジティブなものばかりですので、「ミツマタ」を是非お手元で育ててみませんか。