「サビア」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「サビア」の花言葉とは? 花言葉

「サビア」は、サトイモ科アンスリウム属の1品種です。

チューリップ系品種の1つで、「アンスリウム・サビア」「アンスリウム・チューリップ・サビア」のように呼ぶ事もあります。

小花が集まった花穂をやや包むように、逆にしたハート型の「仏炎苞」が付きす。

花期は5月から10月です。

今回は、「サビア」の花言葉について解説します。

「サビア」の花言葉

「印象深い」「煩悩」「飾らない美しさ」「慈悲」などがあります。

割合に好ましい言葉が揃いますが、意味深な言葉も含まれるため、素直に受け取る人を選び使いましょう。

深読みする人や、いちいち悪く考える人には合いません。

「印象深い」

子供に「花」を書かせた場合、多くは「キク」「チューリップ」の形になるでしょう。

大人になっても、「花」を描く時、他の種類を使う事は稀です。

せいぜい「バラ」ぐらいでしょう。

そんな一般的な姿を遥かに超えたサビアは、印象深く心に残る、そんな連想で付いた花言葉です。

何かしら深い印象のある人へ贈り、今後交流したい事を伝えるのに向きます。

「煩悩」

仏炎苞はサトイモ科独特の組織ですが、「仏」の名が付いている通り、仏教に由来があるものです。

仏像や菩薩像に「後光」、明王像に「炎」を表すオプションパーツが付いていますが、あれを「光背」と呼びます。

この光背のうち、炎型に似ているという事で付いた名です。

これが濃く色づいている様子から、「まだ煩悩がある状態」と解釈した花言葉です。

同じ由来で「情熱」「恋に悶える心」という花言葉も付いています。

煩悩は簡単に切り捨てられるものでもありません。

距離を適度に保ち、つかず離れず、平均的に増え過ぎないよう制御するという、長期計画で向き合うものでしょう。

恋人へ贈り、素直な気持ちを伝えるのに向きます。

「飾らない美しさ」

派手な原色の品種と比べ、「サビア」のようなピンクは柔らかく自然な色に近いものです。

そんな自然な美しさを表して、「飾らない美しさ」との花言葉もあります。

もっとも、本当に飾らず素材のままで美しいのは、ごく少数の人です。

そもそも、「メイクが濃い」と思われたくてメイクする人はいません。

ナチュラルメイクの巧みな人へ贈り褒めるのに向く花言葉です。

一方、すっぴんを自称する人には向きません。

嘘で自分を良く見せようとする人とは、程ほどの距離で付き合いましょう。

「慈悲」

「サビア」固有の花言葉です。

ピンクの優しい印象と、チューリップの花が象徴する「王冠」が合わさった花言葉です。

慈悲は上から目線で、施すような態度が気に入らないという人もいるでしょう。

ですが、彼らをあなたと同じ高さに引き下げた時、あなたが「いい気味」と思う以外、誰の得にもなりません。

偉い人がその高さにいても、他の助けて欲しい人に慈悲が届かなくなるだけです。

人にはそれぞれの立ち位置があり、気に入らなければ昇っていくしかないのです。

慈悲深く優しい人へ贈るのに向きます。

優しいけれど、同情しすぎて落ち込んでしまう人には合いません。

まとめ

「サビア」は可愛らしい花です。

花言葉を知れば、飾った人の心にも触れられるでしょう。

風景の解像度を増し、目を楽しませてくれる、花言葉を心に留め置いて下さい。

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