「ホナガイヌビユ」は、ヒユ科ヒユ属の一年草です。
熱帯アメリカ原産で、日本には大正時代に渡来し、全土に帰化しています。
花は緑色(稀に赤紫)で密集して穂状に咲き、花期は6月から11月です。
今回は「ホナガイヌビユ」の花言葉について解説します。
「ホナガイヌビユ」の花言葉
「優しさ」「保護」「目に見えない」「癒やし」といいます。
良い意味が揃い、贈り物やお見舞いに向きます。
「優しさ」
「ホナガイヌビユ」の種子は黒い球形ですが、果皮に包まれたまま落ちることから、子を包み守る親のイメージで付いた花言葉です。
優しく思いやりのある親や親しい人へ贈るのに向きます。
優しい気持ちを贈るという意味で、不幸などがあり悲しんでいる人にも良いでしょう。
何となく気分が荒む時、花を眺め優しい気持ちを意識するきっかけにも出来ます。
「保護」
こちらも種子が果皮に包んだまま落ちる事から付いた花言葉です。
自分を守ってくれる親しい人へ贈るのに向きます。
逆に、自分が守りたい家族へ贈ったり、家に植えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、客観的に大人と認められた子供です。
幼く見えても、家にいるから気を抜いているだけで、外ではそれなりです。
あとは子供の判断に任せましょう。
「目に見えない」
種子の直径は1mm程で、見えないという程ではありませんが、米よりずっと小さく見辛い事から付いた花言葉です。
他の花言葉と合わせ、さり気ない優しさや、ほのかな愛情を伝える時に向きます。
「癒やし」
「ホナガイヌビユ」は葉が食用になり、インド医学の「アーユルヴェーダ」では、ハーブとして扱われていた事から付いた花言葉です。
見ていて癒やされる穏やかさを持つ友人や、一緒にいると日々の辛さが忘れられる恋人へ贈るのに向きます。
また、お見舞いによく合う花言葉でもあります。
癒しの場として自宅のプランターで育てるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、気持ちを逆なでする人です。
本人は「癒やしているつもり」と言いますが、分かってやっているので合わせる事はありません。
犬でも猫でも撫でれば分かりますが、逆撫ではやる方にもかなりの違和感があり、無意識には出来ません。
まとめ
「ホナガイヌビユ」は、花は小さいですが穂として存在感があります。
花言葉を知れば、更に深く興味を持てるでしょう。
風景の解像度を上げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。