「ベビーハンズ」は、バラ科キイチゴ属の鑑賞用品種です。
バラに同名の品種がありますが、ここではキイチゴ属の品種を扱います。
鑑賞対象とするのは主に小ぶりな葉です。
アレンジやブーケに利用できます。
今回は、「ベビーハンズ」の花言葉について解説します。
「ベビーハンズ」の花言葉
「幸福な家庭」「愛情」「謙遜」「先見の明」などがあります。
キイチゴの花言葉と一部共通しますが、「カジイチゴ」の系列のため、トゲに関する言葉はありません。
良い言葉が揃い、花の名前からも妊娠、出産祝いなどに良いでしょう。
「幸福な家庭」
「ベビーハンズ(赤ちゃんの両手)」の名前の通り、赤ん坊の手を思わせる、指のように分かれた小さい葉から付いた花言葉です。
家庭を幸福にするもののうち、大きいのは赤ん坊です。
可愛らしさに和むという意味もありますが、成長して家を支えるという意味でもあります。
家族の為に自宅に飾ったり、結婚した友人へ贈るのも良いでしょう。
一方、自分の子供に対し、「早く孫を作れ」という意図で贈るのは、嫌われるだけなのでやめましょう。
「愛情」
こちらも赤ん坊のイメージから付いた花言葉です。
「同情」「尊重される」という花言葉も付いています。
愛情は幅広いものです。
人類愛、隣人愛もあれば、物や架空のキャラクタに対する愛もあります。
どれが嘘という事もなく、その時に動く心は本物です。
何かしら、深く愛情を注ぐ相手へ贈るのに向きます。
生体を贈らず、相手を表すSNSなどのアイコンとしても使えます。
「謙遜」
果実や花で目立つのではなく、小さい葉を楽しむという、控えめな性質から付いた花言葉です。
譲るべき時に、きちんと譲ってグループの雰囲気を良くしてくれる、潤滑油のような人へ贈り好意を伝えるのに向きます。
「先見の明」
「イチゴ」の場合、視力を回復させるおまじないに使われた事が由来ですが、「ベビーハンズ」の場合は未来ある赤ん坊のイメージです。
親は子供に勉強や習い事をさせます。
これが本人の素質に合い、将来の生活を豊かにする事を願う花言葉です。
子供の為に飾ったり、先を見通す明晰さのある友人へ贈るのに向きます。
「ベビーハンズ」の豆知識
「ベビーハンズ」は、「カジイチゴ(梶苺)」の変種で、2006年に品種登録されたものです。
一方、同名のバラは、2012年に作出されたものです。
まとめ
「ベビーハンズ」は、バラにも同名品種がありますが、ここではキイチゴ属の品種を指します。
花言葉は「幸福な家庭」「愛情」「同情」「尊重される」「謙遜」「先見の明」です。
家庭の温かさも増してくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。